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【芸能・社会】

タイ国王、配偶者称号はく奪 王妃おとしめる振る舞い

2019年10月22日 13時58分

「配偶者」の称号をはく奪されたシニーナトさん(タイ王室提供、AP=共同)

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 【バンコク共同】タイ王室は21日、ワチラロンコン国王(67)がシニーナト妃(34)から「配偶者」の称号をはく奪したと発表した。国王は今年5月にスティダ王妃(41)と結婚する一方、7月にはシニーナトさんに事実上の側室としての称号を授与していた。王妃をおとしめ、自身の地位を引き上げようと画策したのがはく奪理由としている。

 看護師だったシニーナトさんは7月、「高貴な配偶者」を意味する特別な称号「チャオクンプラ」を与えられた。この称号の授与は、側室制度があったラマ6世(1881~1925年)時代以来だった。

 発表によると、シニーナトさんはスティダ王妃の王妃任命に反対し、これに失敗すると、国王にチャオクンプラの称号を与えるように執拗(しつよう)に求めたという。国王や王妃に従わず「無礼で恩知らず」な振る舞いを続けたため、称号はく奪を決めたとしている。

 ワチラロンコン国王の結婚は4度目。

 

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