フランカーのラブスカフニと、控えのビンピーは、母国・南アフリカとの大一番に臨んだ。南ア代表に選ばれたが試合出場がかなわず、日本行きを決めたラブスカフニは「南アフリカも日本も愛している。今は日本が新たな故郷になり、自分のチームになったんだ」と試合前に語っていた。
W杯1次リーグで全4試合にフル出場したラブスカフニ。類いまれな統率力があり、アイルランド戦、サモア戦はリーチに代わってゲーム主将を務めた。
W杯前にチームが掲げたベスト8は達成した。しかしラブスカフニは「ここで止まるつもりはない」と前に進むことだけを考えて、チームのために体を張り続ける。