7月の世界選手権スピード競技に日本代表として出場した梅村碧一(あおい、15)はロード100メートルなどに出場したが惨敗し「世界の壁を感じた。自分と同じぐらいの歳で速い選手がたくさんいた」。
今大会は300メートルタイムトライアル、1500メートル、3000メートルポイントレースともに2位。悔しそうな表情を見せたが、負けた相手はいずれも昨年も世界選手権に出場した戸取大樹(37)で、仕方のないところ。
その大ベテランが「世代でトップ」と太鼓判を押すスーパー中学生だが今冬は受験勉強で競技は小休止。「高校に入ったらローラーに集中したい」と目を輝かせた。
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