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 日本であまり知られていないスマートフォンの中国トップメーカーの一角、「OPPO(オッポ)」が日本市場の開拓に力を入れている。高額なiPhone(アイフォーン)が非常に高いシェアを占め、世界でも特殊と言われる日本市場に適応しようと、独自モデルの開発や知名度アップに取り組む。市場規模では中国より小さい日本に注力するのは、将来を見据えた理由があるという。

一から日本向け製品を開発

 今月上旬、東京都内であったオッポの商品発表会には100人超の報道陣が集まった。目玉は昨年2月に日本市場に参入してから初めて投入する、日本向けの独自モデル「Reno(リノ) A」だ。

 海外のスマホメーカーが、海外向け機種を日本向けに手直しして販売する手法は珍しくはない。だがオッポの新機種は、一から日本向けにつくられた。

 防水や「おサイフケータイ」と…

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