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お気に入りな小説

【オーラバトラー戦記】　　　　　　富野由悠季

ガンダムで有名な富野由悠季監督の『聖戦士ダンバイン』のリライトノベル。『リーンの翼』『ファウファウ物語』に続くバイストン･ウェルの物語の第３弾であり、且つ最高峰。これを読まずして『トミノ』を語るなかれ。
まさに名作。必読ざんす。

【ファウファウ物語】　　　　　　富野由悠季

『ファウファウ　リ・ストリー』と読んでください、ってゆーか読め。
童話風に仕上げられた物語の中には『これぞバイストン･ウェル』ってな感じの濃ゆいエッセンスが詰まっております。さあ、バイストン･ウェルに触れれ。
注意：時代背景は昭和ってことを念頭に置くこと

【星虫】　　　　　　　岩本隆雄

初めてこの本を手にしたのはかれこれもう○年前。ブックオフで新潮文庫版を100円で購入。ファンタジーノベル大賞受賞作だか候補作だか書いてあったような気が。
で、新人さんだしとあまり期待しないで読み始めたところ、最初は文の硬さが気になったものの読み進めていくうちに全く気にならない状態に。最後の数ページでパズルが組み合わさっていくような謎解きはちょっと急いでいるような感は残るものの、読後感は結構爽快。
平たく言うと読んで損はないレベルでしょうか。朝日ソノラマからリメイク版が出たんでつい買っちまいました。

【イーシャの舟】　　　　　　　　　岩本隆雄

新潮社版は今ではプレミアがついております。これも朝日ソノラマからリメイク版があり。
で、星虫と比べるとこっちのが断然イイ。最後の最後でパタパタとパズルが組み合わさっていくのは前作の星虫と変わらないんだけど、読後感がより良し。これ読んだ後に落涙している自分に気づいて、まだ俺は大丈夫だと思った。＜何が？
将来、娘ちゃんが大きくなったらゼヒとも読ませようっと。

【鵺姫真話】　　　　　　　岩本隆雄

上記２作品とつながりのあるタイムスリップもの。最後の最後でパズルが組み合わさっていくのはもうこの人の作風としか思えない。でも辻褄合わせのとこでちょっと悩んだ。
前２作との絡みでところどころニヤリとさせられるも、それほどの感銘は与えられず。悪くはないってな評価。まぁ、続きものだしね、揃えておこうか。

【鵺姫異聞】　　　　　　　岩本隆雄

さらに続き。今回もタイムスリップもの。鵺姫真話とタイトルがかぶっていることもあって、内容的にもだいぶかぶりあり。
シリーズがタイトルを重ねるにしたがってどんどんスケールが大きくなっていくが、今回は極限。しかしながら内容は鵺姫真話とどっこいどっこい。これも続きものだし、とりあえず疑問点は全部解消できるんで買っておくか、というレベル。

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