散居の景観守るボランティア
砺波平野の散居村をかたちづくっている屋敷林=カイニョを守るため、ボランティア団体が21日、ひとり暮らしの高齢者の家を訪れ、手入れをしました。
このうち砺波市五郎丸の住宅では21日、小矢部園芸高校の専攻科の在校生や卒業生による「カイニョお手入れ支援隊」30人余りが、生け垣のせん定や、樹木の伐採をしました。
散居村は、日本を代表する景観のひとつとされています。ただ、家主の高齢化などでカイニョが放置されたり、伐採されたりするケースが増えているということです。 砺波市では、高齢者だけの世帯が3800世帯余りと全世帯の2割を占めていて、カイニョの維持管理が大きな課題です。
支援隊の松田憲代表は、「支援隊だけでは限界があり、地域全体でカイニョを守っていくような活動を広げていきたい」と話していました。
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