『軽タクシー』の“行灯”つけ…軽乗用車で無許可のタクシー営業 男3人逮捕 車内にはメーターも
三重県内で軽乗用車を使って、いわゆる白タク行為をしたとして、男3人が22日道路運送法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、三重県亀山市能褒野町のトラック運転手・坂森公一容疑者(63)と、四日市市西浦の不動産業原田稔容疑者(63)、それに中国国籍でコンビニ店員の朝魯們容疑者(33)の3人です。
警察によりますと、3人は今年4月から7月にかけ、主にJRと近鉄の四日市駅周辺で、軽乗用車を使って無許可でタクシー営業をした道路運送法違反の疑いが持たれています。
去年11月、中部運輸局三重運輸支局から「軽乗用車でタクシー営業をしている業者がいる」と情報提供を受け警察が捜査したところ、坂森容疑者らが浮上しました。
犯行に使用されたとみられるのは坂森容疑者名義の軽乗用車4台で、「軽タクシー」と書かれた行灯が付いていて、車内にはメーターも取り付けられていたということです。
調べに対し、3人はいずれも容疑を否認しています。
また、警察は他に男性2人が運転手として白タク行為に関わっていたとみて、任意で捜査を続けています。