即位の礼を22日に控え、キリスト教関係団体が21日、東京都内で記者会見し、宗教色の強い即位関連行事に公金を支出して国事行為として行うことについて「政教分離の原則に反して違憲だ」と主張した。
会見した日本キリスト教協議会などプロテスタントやカトリックの各団体は、一連の儀式の中でも特に11月14日からの大嘗祭は天皇を神格化し、宗教色が強いと指摘。「宗教的儀式に国が関与することは国家神道の復活を意味し、信仰の自由を脅かす」と訴えた。
即位の礼を22日に控え、キリスト教関係団体が21日、東京都内で記者会見し、宗教色の強い即位関連行事に公金を支出して国事行為として行うことについて「政教分離の原則に反して違憲だ」と主張した。
会見した日本キリスト教協議会などプロテスタントやカトリックの各団体は、一連の儀式の中でも特に11月14日からの大嘗祭は天皇を神格化し、宗教色が強いと指摘。「宗教的儀式に国が関与することは国家神道の復活を意味し、信仰の自由を脅かす」と訴えた。
【マニラ共同】フィリピンのパネロ大統領報道官は22日、天皇陛下の即位の礼や祝宴に参列するため訪日しているドゥテルテ大統領が、予定を切り上げ同日中に帰国の途に就くと明らかにした。16日に起こしたバイク事故が原因の「耐えがたい痛み」を脊柱に感じているためとしている。 パネロ氏によると、22日午後の「即位礼正殿の儀」には参列したが、同日夜の祝宴「饗宴の儀」は欠席し、同行している長女のサラ・ダバオ市長が代理出席。ドゥテルテ氏は帰国後の23日に神経科医の診察を受けるという。 ドゥテルテ氏は16日夜、マニラの大統領警護隊の敷地内でバイクを乗り回し、停車後に転倒した。
高級牛肉を期待して「ふるさと納税」したのに、届いたのは“脂身の塊”だった……この数週間のうちに、そんな「返礼品」を巡るトラブルが続発していた。 宮崎県美郷町の返礼品「宮崎県産黒毛和牛薄切り800グラム」を巡って10月5日、受け取った都内の男性がツイッターに、パック詰めにされた脂身だらけの肉の写真を公開。美郷町は謝罪に追い込まれた。 この返礼品を発送した食肉加工業者の広報担当者がこう説明する。 「加工担当者が多くの業務に追われ、商品として誤った状態のものが発送されてしまいました。代替品もしくは返金という形で対応を進めています」 鹿児島県いちき串木野市の返礼品「鹿児島県産黒毛和牛肩バラ スライス1キロ」でも、「脂身が多い」「発送が遅い」などの苦情が計100件ほど寄せられ、10月10日に市が謝罪した。 なぜ同じようなトラブルが続くのか。ふるさと納税専門サイト『ふるさと納税ナビ』の内田綾子編集長が指摘する。...
日本の台風一過直後、韓国政界に突風が吹いた。 「検察改革を本格化させる役割はここまで。家族のことで大統領や政府に負担をかけてはならない。辞任してこそ、検察改革の完成が可能となる時が来た」 10月14日、韓国の曹国(チョ・グク)・法相はこう声明を発表し、わずか就任35日で辞任した。文在寅政権の公約である「検察改革」を担う中心人物の辞任は、政権に大きなダメージを与えた。 剥いても剥いても醜聞が出てくることから“タマネギ男”と呼ばれた曹氏はまさに疑惑のデパートだった。娘の大学不正入学や、私募ファンドをめぐる疑惑等が検察に捜査されたばかりか、そのキャリアを巡っても年齢詐称疑惑や論文盗用疑惑などが噴出した。 それでも文大統領は「疑惑だけで任命しなければ悪い先例となる」と法相任命を強行。しかし、検察改革を担う法相が、検察の捜査対象となっている矛盾には強い反発があった。...
天皇陛下の即位祝賀パレードで皇后さまが着用されるとみられる女性礼服「ローブデコルテ」が、結婚式の新婦のドレスとして人気を呼んでいる。昨春からローブデコルテを貸し出している上賀茂神社(京都市北区)には今年5月の即位以降、問い合わせが急増している。 ローブデコルテは、襟元が開いたドレス。女性成年皇族の正装で、5月の即位に関する行事では皇后さまをはじめとした皇族が着用。同神社に問い合わせが相次ぐようになった。 来春の挙式に向け、同神社で19日に試着した会社員棚橋優さん(28)=大阪府豊中市=は「上品でロイヤルな雰囲気。皇族だけの衣装と思っていたのでうれしい」と話した。夫となる会社員延原潤さん(36)=同=は「お姫さまみたい。一生の思い出になる」と喜んでいた。2人は11月10日のパレードを心待ちにしているという。...
楽天が10月に開始した無料の携帯電話サービスで、利用者が通信にうまく接続できない問題が起こり、同社への相談が相次いでいることが22日、分かった。通信圏外でサービスを起動しようとしていることが原因とみられる。総務省は詳しい状況について、近く楽天に説明を求める。 携帯を利用するには契約者情報を記録した「SIMカード」を端末に挿入する必要がある。楽天は22日までに約4500人にカードを発送し、うち8割強でサービスの起動を確認したと明らかにした。2割近くがまだ通信を利用していない。 楽天によると、電波が届かないエリアでカードを挿入してもサービスを起動できない。
天皇陛下が即位を宣言する22日の「即位礼正殿の儀」に合わせて、約55万人を対象に実施することが決まった「恩赦」。実施される恩赦の種類は、罰金刑により制限された資格を回復する「復権」が大半だ。ただ、犯罪被害者など関係者からは制度そのものへの疑問の声が上がる。 (社会部・下地由実子、榮門琴音) 恩赦は天皇の即位といった国の慶弔時に、刑事裁判の効力を消したり軽くしたりするもので、天皇皇后両陛下の結婚以来26年ぶりの実施となる。 今回は、有罪判決が無効になる訳ではない。重大犯罪が含まれる懲役刑や禁錮刑となった人は対象外。減刑も実施しない。罰金刑で喪失・停止した国家資格などを再取得できるようになるだけで、法務省保護局は「それ以上でもそれ以下でもない」と話す。 例えば、罰金刑を受けると医師や看護師などの国家資格が5年間得られないが、復権の対象となると制限が解かれる。公選法違反の場合は公民権が回復し、選挙権や被選挙権が得られるようになる。...
神奈川県警厚木署は22日、会員制交流サイト(SNS)に自殺を希望する投稿をした高校3年の女子生徒(17)を誘拐したとして、未成年者誘拐の疑いで、東京都世田谷区給田、会社員斉藤平路容疑者(26)を逮捕した。 署によると、投稿を見つけた斉藤容疑者は20日午前、東京都調布市内の駅で生徒と会い、レンタカーで同県愛川町のキャンプ場まで移動。生徒の両親からの届けを受けて捜索していた署員が21日午後、キャンプ場のテント内で2人を発見した。近くには練炭があった。生徒は体調不良を訴え、病院に運ばれた。 逮捕容疑は20日から21日にかけ埼玉県三芳町の女子生徒を誘拐した疑い。
きょう(22日)、富士山からも初冠雪の便りが届きました。きょうは富山県の立山、山梨県の甲斐駒ヶ岳でも初冠雪が観測されており、東日本で初冠雪の観測がある山のうち、標高の高いほうから3つ目までが一度に雪化粧したことになります。 ●日本最高峰もようやく初冠雪 きょう(22日)、富士山(3776m)からもようやく初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、平年より22日遅く、昨年より26日遅い観測です。きょう午前中には、日本アルプスの立山(3015m)、甲斐駒ヶ岳(2967m)でも初冠雪が観測されています。これで、東日本(関東甲信・東海・北陸)の初冠雪の観測がある山のうち、標高の高いほうから3つ目までが、1度に冠雪したことになります。 ●初冠雪とは 初冠雪は、夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えた場合に観測されます。
台風19号に伴う吉田川の決壊によって、宮城県大崎市鹿島台の特産品として知られるデリシャストマトなどを生産する農業法人マルセンファームが大きな打撃を受けた。鹿島台の志田谷地地区にあった大規模園芸施設が水没し、糖度の高さを誇る赤いトマトが泥にまみれて全滅した。 施設はトマト1.5ヘクタール、キク1ヘクタール、ホウレンソウ50アール。受託を含めた38ヘクタールのコメ栽培との複合経営で年間生産額は約2億5000万円に上る。デリシャストマトの年間生産量は約100トンと鹿島台地区全体の3分の1に相当する。 吉田川の決壊によって大型ハウス6棟や事務所が最大約3メートル浸水。20日に水が引くと、ハウスには大量の泥と稲わらが流れ込んでいた。11月に出荷開始を見込んでいたトマト約5万6000株は全て枯死、出荷前のコメ約9トンは水浸しになった。光センサーで糖度を測る装置、ハウスの温度を制御する機器類も壊れた。...
「少子高齢化」が今後の日本の大きな課題であることはいうまでもない。その要因のひとつが「未婚率」の高さであり、いまや30代男性の未婚率は35.0%(2015年)と3人に1人が独身である。一方で30代女性の未婚率は23.9%(同)と4人に1人にとどまり、結婚を巡る男女差が生じているのが実態だ。 この男女の差について、著書『上級国民/下級国民』(小学館新書)で「モテ/非モテ」の分断についても言及している作家・橘玲氏は、こう分析する。 「男女の数がほぼ同数であるなら、未婚率が大きく異なる理由はひとつしかありません。一部の男が複数の女性と結婚する“事実上の一夫多妻”になっているのです。“モテ”の男性が未婚の(若い)女性と再婚し、離婚した女性は再婚せずに母子家庭のまま暮らすと考えれば、男女の未婚率の違いが説明できます」(以下同) 「一夫多妻」というと男が複数の女性を支配するイメージが強く、「女性差別」のように思われているが、橘氏は「むしろ逆ではないか」と指摘する。...
台風21号は「非常に強い」勢力で北上中。上陸の可能性は低いが金曜は大雨の恐れ! ●台風21号最新情報 台風21号は22日午後3時現在、マリアナ諸島にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は940hPa、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が、また、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いていて、非常に強い勢力の台風です。同時刻の雲の様子を確認すると台風の中心付近には眼がくっきりと見えていて、周辺には発達した雲が渦を巻いているのが分かります。最新の予想進路を見ると24日木曜日に小笠原諸島に接近した後、進路を東寄りにとって、日本の東の海上を北上する見通しです。陸地からは離れ、上陸の可能性は低くなっていますが、油断はできません。 ●25日予想天気図...
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