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カナダ・オークビルで行われたフィギュアスケート「オータムクラシック」の最終日(日本時間9月15日)、男子シングルで羽生結弦選手が見事に優勝しました。
その表彰式の際に、ある感動的なエピーソードが生まれたと話題になっています。
以下、ハフポストより引用します。
キーガン・メッシング、優勝した羽生結弦のために“日の丸”を手で掲揚 粋な計らいに称賛の声
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d7edd0fe4b03b5fc885ca7f
オータムクラシックの表彰式での一幕。「本当のスポーツマンシップだ」といった声が広がりました。
<メッシング選手が手で掲揚した国旗に向かう羽生結弦>
フィギュアスケート・オータムクラシック2019の男子の表彰式で、3位だったカナダのキーガン・メッシング選手の、優勝した羽生結弦選手への粋な計らいに称賛の声が広がっている。
14日の表彰式で君が代が流れた際に、どこにも日の丸が掲揚されていないことに気づいたメーシング選手が、表彰台の後ろにあった日本国旗を手で広げたのだ。
その様子が、オリンピックの公式チャンネルのTwitterでもとりあげられた。
https://twitter.com/olympicchannel/status/1173150154515464192
Olympic Channel
@olympicchannel
Sportsmanship from Keegan Messing at the Autumn Classic
During the medal ceremony, the Canadian unfurled the Japanese flag for winner Yuzuru Hanyu to face throughout his national anthem.
Recap from the #ACI19 men’s final: https://oly.ch/34NROJG
@SkateCanada
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(ツイッターの自動翻訳)
オータムクラシックでのキーガンメッシングのスポーツマンシップ
@SkateCanada
今大会は、羽生選手がショートプログラムに続いてフリーでもトップを守って優勝。2位はフランスのケビン・エイモズ選手で、3位にメッシング選手が入った。
メッシング選手は、カナダへの日本移民第1号の永野万蔵の子孫。
これについてのツイッターの反応がこちら。
国旗掲揚がないのに気づいて自ら旗を掲げてくれるキーガン
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徒然草
これぞ、スポーツマン!
選手間の信頼関係とリスペクトがあるからこそ素敵な瞬間ですね。
ありがとうと伝えたいです(*^_^*)
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ナウいヤング!(^^)!ようやく億り人
羽生選手も台を降りて国旗に敬意を示してる
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nekoreturn
やってくれるキーガン選手も、台を降りてキチンと一礼する羽生選手も、拍手くれるお客さん達もみんな、敬意というものを知って表してる。その姿を美しいと思います。
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討ち入りロミオ*10/14西4A36b
ひいおじいちゃまが日系移民なんでしたっけ?カナダの盛り上げ隊長だし好青年ですよねキーガン大好き
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花鳥風月
高祖父がカナダへの日本移民第一号
永野万蔵さんという
キーガン・メッシングさん。
日本にいると気付けない
民族の誇り、国旗の大切さを
教えて貰いましたね。
キーガン選手、ありがとう!http://jigemon.com/yomoyama/kanadanomanzou/ …
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樹の声&石の音@KurtzPel
キーガン選手と羽生選手だけじゃなく、その隣で笑顔と視線を向けてる選手も後ろの拍手してるおばちゃんも全部いい
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yuzuriha
ここ、ライスト止まって見れなかったところです!
見れて嬉しいです。ありがとうございます。
キーガンも、段を降りる羽生選手も素晴らしいですね
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mayumi
ありがとうございます!
キーガン、人間ができてる
段から降りる羽生くんにも胸熱です!
ごま油のつくねさん、ありがとう!
キーガン・メッシング選手が、カナダ日本移民第一号の永野万蔵(ながの まんぞう)氏を高祖父に持つ日系人だったという事実に、時代を超えた縁を感じました。
しかし、永野万蔵氏の生涯は、カナダでの成功と繁栄を手にする一方、差別と偏見による没落と失意の人生だったことを知り、複雑な思いをしています。
以下、永野万蔵氏という人物を紹介したサイトがありましたので、引用します。
カナダの萬蔵
文 白石正秀
http://jigemon.com/yomoyama/kanadanomanzou/
近頃、「カナダの萬蔵」とよく聞く名前ですが、そもそも、この人はどんな人でしょう?
この人は-安政二年(1855)、口之津町西人泊に於て、父・永野喜平、母・永野タ子の四男として生まれ、少年になると石炭人夫として働き始め、その頃、からゆき船に乗ると白飯が食えて五十銭の賃金が貰えると先輩から聞かされ、十九才の時(1876)、口之津入港の上海行き英国船アーガス号に、水夫見習い釜焚き(火夫)として乗り込み、香港を始め東南アジア諸国を経て、明治十年(1877)、二十二才の若さで、ニューウエストミンスターに寄港した時、脱船して蜜入国しました。
それからフレザー河口の鮭網業に従事すること二年。この間、彼は抜群の才能を現わし、下手な英語を使いながらも巧みに他との交流を図り、いつの間にか、グループの中心人物となっていました。
そして、無尽蔵といわれる鮭を塩漬け缶詰めとして日本に輸出する彼の着眼は、見事に当たりました。それに、萬蔵の商才と勘の鋭さを見込んだ日本人の田村新吉(後、貴族院議員となる)は、萬蔵の望むがままに融資して彼を支援したので、彼の事業は瞬く間に業界の王座を占めるまでになりました。
<永野萬蔵夫妻>
順風にのった披は、すかさずビクトリア大道に豪華なビルを建設し、日本美術品店と日用雑貨店を開店しました。これが当たりに当たって、素晴らしい業績をあげたのでした。
この時の萬蔵は、カナダ在住三十年を経、年齢五十歳という、まさに円熟の頂点に達していたのでしたが……。好事魔多しとか、この萬蔵に黒い大きな影のさしているのをまだ知りませんでした。
カナダ移民も一万五千人に膨れ、この中には成功者も多く現れたので、白人達は故国を占拠される恐怖感を抱き、遂に日本人移民反対を叫ぶようになりました。
そのため、日系人の多数が従事する漁業を厳しく制限したので、萬蔵の輸出業は不振となり、折からの第一次世界大戦の勃発は、貿易の頓挫となり、日本美術品の売行きも激減しました。
「商売が思わしくないためか、体の調子がよくないワイ」と、いつになく弱音を吐く萬蔵になっていました。それは彼を虫ばんでいた肺結核の進行による体調の不良でありました。
悪い時はよく重なるもので、その年の秋、突如とし起きた不審火は彼の全財産を無残にも焼き尽くしたのでした。
往年には「鉄の心臓」と云われたさすがの彼も、自失呆然としてやる方ない傷心を抱き、妻・多誉子を伴い、住み馴れたカナダを後に郷里・口之津へ帰りました。
口之津では、港に近い仲町の長門屋(現、太田氏)の離れ家で多誉子夫人の手厚い看護を受けていましたが、その甲斐もなく「もう一度カナダに行きたい」と云いながら息を引きとったのでした。時に大正十三年五月二十一日、享年七十才でありました。
かつては、カナダ大尽の異名をとった萬蔵は、郷里・口之津の玉峰寺墓地に、妻・多誉子の建立した「先岳院萬嶺實相居士」の墓標の下に永遠の眠りについたのであります。
<永野萬蔵の墓>
時は流れて、昭和五十二年(1977)、彼の地に於て日系移民百年祭が催され、移民第一号の萬蔵の業績を「萬蔵は日本人開拓者の草分けにして随一の成功者とし、カナダ西部の開拓史に刻まるべきである」と評価し、同時に連邦政府はBC州北部リバース・インレット湖畔にそびえる一九五一mの山を「マウント・マンゾー・ナガノ」(永野萬蔵山)と命名して、彼を永遠に称えることにしました。
(以下略)
同様に、今大会の女子シングルで優勝した紀平梨花選手の表彰式においても日の丸の掲揚はありませんでした。
女子の3位の選手は、韓国のイム・ウンス選手でしたので、キーガン・メッシング選手のような機転をきかせてくれるはずもありません。
しかし、今度は観客の方が機転をきかせて、紀平選手の後方に日の丸を掲げてくれたのです!
そもそも国際スケート連盟(ISU)は、日本選手に対する差別と偏見に満ちた組織ではないかと疑っています。
先日もISUのオフィシャルサイトで、元フィギア選手の浅田真央さんの紹介文に”JAP”と記載するなど、とんでもないことをやらかしていました。
以下、J-CASTニュースより引用します。
浅田真央さん紹介に「JAP」 国際スケート連盟、批判受け謝罪
https://www.j-cast.com/2019/08/30366276.html
<浅田真央さん>
国際スケート連盟(ISU)は2019年8月29日、元フィギュアスケーターの浅田真央さんの紹介文に誤って「JAP」という言葉を用いたとして、謝罪した。
「Mao Asada(JAP)」
ISUは28日、ツイッターで浅田選手を紹介する投稿をした。
添えられた写真には、浅田選手のこれまでの偉業が列挙されていたが、「Mao Asada(JAP)」と、JAPANの略称として、日本人の蔑称としても使われる「JAP」が書かれていた。
投稿には批判が集中し、ISUは29日に「誤った日本の略語が書かれた画像を投稿してしまい申し訳ございません」とツイッターで謝罪。「私たちはいつも正しい略語を使っています。これは急いで打ったことによる間違いです。今後は二度と起こらないようにします」と釈明した。
その後、画像が再投稿され、「Mao Asada(JPN)」に修正された。
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■修正前の浅田真央さんの紹介文
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■修正後の浅田真央さんの紹介文
これは、間違ったで済む話ではありません!
ISUは、オフィシャルサイトの作成に関わった関係者に対し、何らかのペナルティを課すべきです!
そして、今回の表彰式の件も、カナダスケート連盟に対して厳重に注意すべきではないでしょうか?
過去に何度も国際大会で不正な採点を行って来たISUは、組織として腐っています!
利権にまみれたISUは、本格的な改革が必要です!
<参考サイト>
ふるさとよもやまばなし
http://jigemon.com/yomoyama/kanadanomanzou/
最後までお読みいただきまして有難うございます。
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