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【ゴルフ】

プロテストもう不要! 日本人5人目のアマチュア優勝 古江彩佳「夢のまた夢」が現実に

2019年10月20日 19時6分

日本人5人目のアマ優勝を飾った古江

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◇富士通レディース最終日(20日・東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72)

 首位と1打差2位から出たアマチュア・古江彩佳(19)=兵庫・滝川二高出=が6バーディー、1ボギーのベストスコア67で回り逆転。通算17アンダーで2位に2打差をつけ国内女子ツアー史上7人目、日本人選手としては5人目となるアマチュア優勝を飾った。古江は手続きを済ませ、LPGA理事会承認を得れば11月1日からの三菱電機レディス(埼玉・武蔵丘GC)でプロデビューする。

 古江が最終プロテスト前、アマチュアとしてのラストゲームで劇的逆転Vを達成した。清元登子、宮里藍、勝みなみ、畑岡奈紗に続く日本人アマチュア優勝。2週間後に迫っていたプロテストを受験せずにLPGA(日本女子プロゴルフ協会)会員となり、来季終了までのシード選手にもなった。

 「優勝できて本当にうれしい。正直ホッとしています」と古江。前日まで「夢のまた夢」と語っていたことにもいつわりはなかったが、17番でパーセーブすると「優勝、できるかな、と思いました」。

 これで、古江はLPGA所定の手続き(書類や入会金の納入)を済ませ、LPGA理事会で最終承認されれば、LPGA会員(=プロ)になる。V翌々週からのツアー競技出場が可能で、古江の場合は11月1~3日開催の樋口久子三菱電機レディス(埼玉県飯能市・武蔵丘GC、賞金総額8000万円・優勝1440万円)でデビューできる。

 ▼古江彩佳(ふるえ・あやか) 2000(平成12)年5月27日生まれ、神戸市出身の19歳。152センチ、54キロ。両親の影響で3歳からクラブを握り、滝川二高入学後から頭角を現す。17年全日本大学・高校選手権優勝。今春同校を卒業、アジアパシフィック女子アマ7位、日本女子アマ5位。リゾートトラストレディス3位。六甲国際GCで研修生としてキャディーもこなしながらプロテスト合格を目指している。

 

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