イタリア・セリエAで20日、サッスオローインテル戦の最中に空から男がパラシュートでピッチに降り立つ事件があった。イタリア北部、サッスオロの本拠地マペイスタジアムでの前半終了直前。インテルのロメル・ルカクがPKを蹴ろうとしたとき、男が青いパラシュートでピッチ中央部に降り立った。すぐに警備員によって連行された。
試合は数分間、中断したが、ルカクはこの騒動に影響を受けることなくPKを決め、インテルが3ー1でリードを広げた。最終的にインテルが4ー3で勝利。2位とし、首位ユベントスとの勝ち点差を1に保った。
この日、サッスオロにとっては、オーナーのスクインジさんが今月2日に死去してから初のホーム試合。キックオフ前には黙とうが行われた。この厳粛な雰囲気を壊したとして、地元ファンは、素性不明のパラシュート男に憤慨している。