トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

最高ローテ組めるアストロズ WS制覇へ第7戦回避の恩恵がでかい

2019年10月21日 13時42分

ワールドシリーズでもアストロズ歓喜となるかどうか(AP)

写真

  米大リーグのワールドシリーズ(WS)は22日、アストロズが本拠地ヒューストンにナショナルズを迎え撃ち、幕を開ける。

 アストロズはヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ(LCS)を4勝2敗で勝ち抜け。第7戦に先発予定だった右腕ゲリット・コール(29)を温存できたため、WS第1戦に中6日でぶつけられる。今ポストシーズンのコールは登板3戦3勝、防御率0・40、計32奪三振と“無敵状態”だ。

 同シリーズは第4戦の雨天順延がカギとなった。ヒンチ監督は「雨天中止を挟むならば、コールは第7戦でいこうと前もって決めていた。だが、本音は第6戦で決めたかった」と、してやったりの表情だった。

 WS第2戦も2枚看板の片割れ、豪腕バーランダーが中4日で、第3戦は今季18勝の右腕グリンキーが中7日で先発可能。最高の舞台に、最高の先発ローテを送り込める計算だ。

 一方のナショナルズはLCSでカージナルスを4連勝スイープ。WS第1戦はチームにとって1週間ぶりの試合となり、エース右腕シャーザーも中9日で先発予定だ。試合勘が懸念材料だが、米放送局CBSスポーツ(電子版)によれば、データ上はそれほど不利ではない。

 LCSが導入された1969年以降、WSまでの間隔がより長かった38チーム中、優勝は47%の18チーム。今回のナショナルズのように中6日以上でWSに臨んだ場合は、7チーム中4チームが頂点に立っている。一方、今回のアストロズのように中2日以下で臨むと、優勝は22チーム中ちょうど半分の11チームとなっている。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ