星稜(石川1位)が22安打、4本塁打の猛攻で、日本航空石川(石川2位)との石川県勢対決に19―1で圧勝。2年連続9度目の優勝を決めた。春を含め、北信越大会は4季連続優勝となった。
日本航空石川は、2―16で敗れた県決勝に続いて、星稜に大敗した。連打で1死二、三塁の好機を作った1回を無得点で終わると、直後に星稜の猛攻が始まった。井口主将は「初回が痛かった。星稜とは打力も何もかもが違った」と肩を落とした。来春センバツ出場へ不安の残る結果となったものの、準々決勝で福井1位の敦賀気比、準決勝で新潟1位の北越を撃破。4強の佐久長聖(長野2位)は、星稜に準決勝でコールド負けしていることから、日本航空石川が優位な状況に変わりはないと見られる。