11月に開催される「プレミア12」の合宿のため侍ジャパンのメンバーが21日、宮崎入りした。来年の東京五輪を見越した戦いが本格化する。
選出された28人のうち、日本シリーズを戦っているメンバー、この日いずれも肘の違和感のため辞退が決まった松井裕、森原を除く16選手が集まった。宿舎でミーティングを終えた稲葉監督は「いよいよ始まるなという感じ。みんな良い顔をしていた」と引き締まった表情を見せた。国内ではラグビーW杯が盛り上がっている。指揮官は試合前の国歌斉唱のシーンに心を動かされたといい、「国歌をしっかり歌うということはみんなに伝えていきたい」と心を一つに戦っていく考えを明かした。
合宿スタート前日に2投手が辞退したことについては「すでに休んでいる投手もたくさんいる。難しいところだけど、早めに決めたい」。アクシデントも乗り越え世界を取りにいく。