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【プロ野球】

楽天・嶋の自由契約決定 「カネじゃないんです…CSも、CS争いも戦えなかった…もう戦力とみられていないと思った」

2019年10月21日 15時22分

思いを語った嶋基宏捕手

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 楽天・嶋基宏捕手(34)が21日、仙台市内の球団を訪れ、立花球団社長、石井GMらに自由契約を申し入れ、承認された。

 「そのまま残るか他球団で勝負するか、いろんな方に相談し、簡単な決断ではなかった。離れるのはさみしいし悔しいし、悲しい思いもあるが、プロ人生は1回しかない。まだ勝負したい気持ちは非常に強い」と嶋は思いを語った。

 今季は腰痛での離脱や若手捕手育成のチーム方針などで、プロ13年目で最少の出場57試合にとどまった。10月初めに球団から、減額制限を超えるダウン提示があったが、退団を決意したのは金額ではない。

「9月のCS争い中、そしてCSでも一緒に戦えなかった。もう戦力とみられていないと感じた」と事実上の戦力外と判断。「正捕手じゃないなら楽天を去る、ということではない。本当に必要とされているか、そういう思いが伝わる球団でやりたいと思った。フラットな目で勝負させてもらえる球団を探したい。チャンスをいただける球団で、僕のすべてを出し切りたい」と現役への熱い思いを語った嶋が、オファーを待つ。

 

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