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今回の大震災、被災地の方が大変なのはもちろんのことですが、直接の被害が少ない方でも、テレビなどで惨状を見聞きしていると、知らず知らずのうちに心に負担がかかってきます。このストレスを抱え込むと、ストレスが原因の病気になりかねません。そこで今回は、被災地などに出向く、国連PKOの職員向け冊子『United Nations Stress Management Booklet(PDF)』に掲載されている、
ストレスマネージメントの方法をご紹介します。
ぜひ、以下のことを心に留めておいてください。
大変な出来事の後に様々な心的症状がでるのは、正常なことです。 「私は弱い」と自己批判したり、自分に厳しくならないでください。
「他の人が私のことを悪く思ったり、弱虫だと思ったりするのでは?」と考えないでください。
自分の感情を我慢して溜め込まず、思っていることを口に出して表現しましょう。たいへんな経験を乗り越えるのに役立ちます。また、今後出てくるであろうストレスが原因の症状を軽減できます。
必要な時は助けを求めましょう。
大変な経験をしたら、すぐに誰か信頼できる人や、体験談を聞く訓練を受けた人に話を聞いてもらいましょう。
困っている、苦しんでいる人の話に耳を傾けましょう。
休みましょう。
回復するまで、ゆっくり時間をかけましょう。
誰かから差し出された助けは受け入れましょう。
大変な状況ですが、心がくじけないよう、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、心身共に健康に過ごしてください。被害に遭われた方々へ心からお見舞いを申し上げます。
[United Nations Stress Management Booklet]
(阿久津美穂)
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