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【プロ野球】

阪神の井上一樹新打撃コーチ「いばらの道と分かっているが矢野監督が後押ししてくれた」[一問一答・上]

2019年10月21日 15時57分

就任会見に臨んだ井上一樹コーチ(右)

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 阪神の1軍打撃コーチに就任した井上一樹さん(48)は21日、兵庫県西宮市の球団事務所で会見し、課題の打力アップへ抱負を語った。

―今の率直な思いを

 「阪神タイガースというのは特別な球団だと思っている。就任に際して、悩むところもあった。特別な球団だけにやりがいもあるんじゃないか、と。責任は重いかな、と思っている」

―久しぶりの指導

 「高校球児、プロ野球選手もそうだが、甲子園は聖地。阪神のメンバー、現場は毎日ここで試合ができる。これは幸せなことだよな、と思っていた。高鳴る部分と不安な部分と交差しながら、でも幸せなことなんだよと選手に再認識させるというか。外にいたからこそ言えることはあると思う。そこは訴えかけながら。頑張ったらこれだけの人が喜ぶんだよ、ということ訴えかけていきたい」

―中日ひと筋から阪神へ、乗り越えた決め手は

 「ドラゴンズに育ててもらった。ひと筋というのは僕の最大の強みと思う。しかしながら野球人としてのスキルを上げるには、逆を言えば弱点なのかな。強みと思っていたものが、僕のなかでは弱点かもしれない。そこにウチで頑張ってくれよと声をかけてくれたのが矢野監督。イバラの道とは分かっている。矢野さんとは古い時代から親交あるが、一歩足を踏み出してみようよ、と強く押してくれた監督ですね。それでこうやってユニホームを着せてもらったということ」

 

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