ヤクルト・高津臣吾新監督(50)は21日、2年ぶりのキャプテン制復活を宣言した。チーム再建を託された改革第1弾を「キャプテンがチームをまとめる。チームを引っ張っていく人がキャプテンにふさわしい。ぐいぐい引っ張っていく存在がいればいい」と説明。我こそはという立候補はNGで「この人というのをこちらから指名する」とくぎを刺した。
最下位に低迷した今季は小川監督の意向でキャプテン不在だった。その狙いは個人に負担をかけずプレーに集中させることだったが、高津新監督は強いリーダーシップを発揮してチームをけん引する存在を求めた。低迷脱却を目指すチームを一枚岩にするキャプテンシー。一昨年の主将は中村が務めたが、新指揮官の眼鏡にかなう選手に注目だ。