11月の国際大会「プレミア12」に中日から唯一出場する大野雄大投手(31)が21日、日本代表合宿のため、宮崎入りし、稲葉監督への猛アピールを誓った。
「4年前のプレミア12よりも一層緊張しています。投手では年齢的にも上から3番目ですし。明日から全体練習が始まるので、気を引き締めてやっていきたい」。宮崎空港に降り立った大野雄がはやる気持ちを抑えるように言った。
代表は2016年3月の強化試合以来、3年半ぶり。稲葉ジャパンでは初となる。投手陣では34歳の岸(楽天)、32歳の山口(巨人)に次ぐ年長。リーダー的な立場も求められる。目標とする東京五輪の代表入りに直結する大会。おのずと緊張感は高まる。
「シーズンが良かったのも自信になっている。その自信を持って挑みたい。選んでいただいたからにはしっかり力を発揮したいし、勝利に貢献したい」。最優秀防御率に輝いた実力を示し、東京五輪切符をたぐり寄せたい。