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昭和天皇「御巡幸記念碑」(長野県大日向村)

 

 

以前、フジテレビでドキュメンタリー大賞ノミネート作品『大日向開拓物語-「満州」そして軽井沢』を放送した。

 

長野県大日向村の満州開拓の苦難の話は有名であるが、フジテレビは「満州開拓は侵略のお先棒」と放送した。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/14th/05-269.html

 

そして、なぜか、天皇陛下のことは消していた。

 

これでは「ドキュメンタリー」ではなく「歪曲」である。

 

 

以下、事実を記しておきたい。

 

戦前、長野県浅間山麓の大日向村は貧困のどん底で、政府の「満州開拓移民政策」に呼応して、全国初の分村移民を断行した。

 

 

昭和13211日、紀元節の日に満州に入植して、満州大日向村を建設した。

 

やがて700人の大部落となる。

 

しかし、昭和2088日、ラジオもない偏狭な地で、村人は終戦も知らず、いきなり侵攻してきたソ連軍に虐殺され、女性は強姦され、昭和219月にやっとの思いで日本にたどり着いたのは323名だった。

 

しかも当時の日本は戦後の食糧難で、村に帰ってきても生きていけなかった。彼らは無一文から原野を切り拓き、苦難に耐えて開墾した。

 

それから1年余りした昭和22107日、大日向村に昭和天皇が御巡幸された。

 

陛下が来られるということで、急きょ伐採されたばかりの道なき道を、陛下は2キロも歩いて村に辿り着かれた。

 

開墾地で陛下をお迎えした堀川源雄団長が奏上したが涙で何度も途切れた。

 

陛下も大日向村の開拓団の苦難を思い、泣かれた。

 

陛下の歩かれた道は「天皇道」と呼ばれ、毎年107日に御巡幸記念行事が行われている。

 

長野県大日向村の「御巡幸記念碑」には昭和天皇の御製が書かれている。

 

浅間おろし つよき麓に かへりきて いそしむ田人 たふとくもあるか

 

 

このように、大日向村の開拓団の話は天皇陛下を抜いては語れない。

 

大日向村の人々は昭和天皇を尊崇しているからこそ、毎年、御巡幸記念行事を行っているのではないか。

 

参照:勝岡寛次『天皇と国民の絆』

 

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