先週末、Phanteksからタワーケース「ENTHOO LUXE 2」が売り出された。ボディーサイズは240(幅)×595(奥行き)×570(高さ)mmで、価格は3万3000円前後(税込み、以下同)となる。
基本のマザーボードベースは、SSI-EEB/E-ATX/ATXなどに対応するが、それとは別にケース下部右側の独立したスペースにMini-ITXマザーボードを組み込める仕様になっているのが最大の特徴だ。このスペースは電源ユニットベイとしても使える仕様で、通常の電源ベイとあわせて2台を組み込んで同期する使い方も可能だ。
なお、国内流通版に限り、Mini-ITXマザー側のPCIe x16スロットに対応したライザーカードが付属している。
入荷したオリオスペックは「光るSSDを意識してか、右側面も一部が透明になっていて2.5インチベイが見える構造になっているのも面白いですね。これだけ手の込んだ作りの割に、価格が抑えめなのも好印象です」とうれしそうに話していた。
レイアウトの自由度が高いタワーケースは、Lian-Liからも「O11D XL」が登場している。サイズは285(幅)×471(奥行き)×513(高さ)mmで、価格は2万7000円強だ。
ASUSTeKのROG認証を受けており、エクステンションバーを追加することで同社のEEBマザーボード「ROG Dominus Extreme」も組み込める仕様となっている。マザーボードプレートを挟んだ右側スペースが広く、横置きのATX電源ベイの上にホットスワップ対応の2台用3.5インチドライブベイが2セット並んでいるが、ドライブベイを取り外して2台目の電源ユニット用のスペースにもできる。
その他、グラフィックスカードを左側面に垂直に置くためのライザーカード付きスタンド(O11DXL-1)や、EK Water Blocksとコラボした水冷ポンプ兼リザーバー(O11D DISTRO-PLATE G1)のオプションも同時に売り出している。価格は順に9000円強と2万5000円前後だ。
TSUKUMO eX.は「ROG認証を受けていながらも、けっこう汎用的なデザインですね。レイアウトの幅も強化の幅も広いので、ケーブル配置などいろいろと考えるのが楽しそうです」と評価していた。
まだまだケースの話題をチェックしていこう。
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