PyCon JPとは
PyCon JPは日本国内外のPythonユーザーが一堂に会し,
PyCon JP 2019は2019年9月14日のスプリント
今回は16日に行われたカンファレンスの中から,
基調講演「Why Python is Eating the World」― Cory Althoff
(牛窪翔)
1日目の基調講演は,
Cory氏は政治学の学位を取得後にソフトウェア開発の世界に飛び込み,
Cory氏はかつて別の言語でのプログラミングをし挫折した経験があります。再びプログラミングをしたいと思ったときにPythonを知り,
これまでのキャリアから,
Cory氏は本セッションのテーマとして,
- 初学者への導入が素晴らしい
- 企業側の需要が高まっている
- 素晴らしいコミュニティが多い
の3つを挙げています。
1つ目の理由はPythonが初学者にとってわかりやすく,
2つ目の理由は,
3つ目の理由は,
発表の中ではさまざまなデータやエバンジェリスト・
セッション動画にて,
ビギナーセッション「Python開発を円滑に進めるためのツール設定」― Atsushi Odagiri
(横山直敬)
Atsushi Odagiri氏によるビギナーセッション
ビギナーセッションとは,
「Python開発を円滑に進める」
Python開発を支えるツールには大きく分けて3つの種類があります。
- 1.linterツール: コーディング規約に沿ったコードになっているかチェックする
- 例. flake8, black
- 2.型アノテーションツール: Pythonは動的型付け言語ですが,
型アノテーションツールを使うことで変数や戻り値に想定外の型のデータが使われていないかチェックする - 例. mypy
- 3.テストツール: ユニットテストを実行する
(複数のPythonバージョンを指定できるツールもある。) - 例. pytest, tox
こうしたツールは開発速度ではなく品質を上げる目的で使われます。どんなに意識しても人間はミスをするので,
- flake8
- black
- mypy
- pytest
- tox
各ツールの使い方・
ツールはCI時に実行したり,
特に設定しておくと良いのは,
- 編集中のlinterツール
(flake8やmypy) の警告を出す - コードの保存と同時にblackでフォーマッティング
- テスト実行結果からエラー箇所へのジャンプ
退屈なこと
最後にOdagiri氏は,