2020年東京五輪のマラソンと競歩の会場を東京から札幌に移す計画について、朝日新聞社が19、20日の全国世論調査(電話)で尋ねたところ、「賛成」が47%で、「反対」の36%を上回った。
地域別に見ると、東京では「賛成」44%、「反対」40%と割れた。北海道では「賛成」が7割弱、「反対」は2割弱と賛成が大きく上回った。
年代別にみると、若い世代ほど賛成が多くなる傾向が見られた。
18~29歳は「賛成」60%、「反対」26%と賛成が大きく上回り、30代でも「賛成」59%、「反対」29%だった。40代、50代では5割近くが「賛成」で、反対より多かった。一方、60代では「賛成」38%、「反対」43%で反対が上回った。70歳以上でも「賛成」は38%にとどまり、「反対」38%と拮抗(きっこう)した。
東京五輪のマラソンと競歩をめぐっては、国際オリンピック委員会(IOC)が、暑さ対策を理由に札幌開催の計画を発表。東京都の小池百合子知事が「都に協議もなく提案が突如なされたことについて疑問を感じざるを得ない」と語るなど、東京都からはIOCの計画に不満の声が出ていた。
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