荒れ地で殺風景だったわが家の庭も、土を入れてもらってコニファーも生えて、かなり庭らしい見た目へと生まれ変わりました。
ただ、このままだと土の部分もいずれ雑草が生い茂って別の意味の荒れ地になりかねません。
何かしらのグラウンドカバーが必要だなあ、と思いました。
庭のグラウンドカバーには色々あると思うんですが、最もポピュラーな芝は、手入れが大変だということをよく聞きます。
トヨタで作っているTM9のような、成長が遅くて手間がかからないタイプの芝もあるのですが、
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北海道だと積雪もあるし、一年目で枯れてしまったらどうしようという一抹の不安がありました。
その他にも、イワダレソウを品種改良したクラピアというグラウンドカバーに向いている植物を見つけたのですが、
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北海道だと微妙に育たないらしく、これもボツ。
積雪地でグラウンドカバーは難しいのかなと思いつつも探していくと、北海道総合研究機構花・野菜技術センターが出している資料を見つけました。
これを読むと、北海道の農地のあぜ道などでのグラウンドカバーに、ハーブが活用されているのだとか。
もともとハーブはヨーロッパの、乾燥している荒れ地に生えていたものなので、肥料もいらず手間を掛けずに育ってくれるんだそうです。
しかし、苗から買って植えるにしても時は9月。ちょっとばかり、時既に遅し感があります。
もっと手軽で秋からでも間に合うものは無いだろうかと調べてみると、ハーブな絨毯という商品をみつけました。
これはハーブを密集して育てて根を絡めてマット状にした商品で、土の上に敷くだけで定着し、芝生のようにハーブを楽しめるんだとか。
しかも、栽培しているのは北海道の北広島市、もちろん越冬や積雪も問題ないということなので、これを使ってグラウンドカバーにしてみようと思いました。
種類は8種類からあるのですが、芝用として使うには最適のクリーピングタイムと、花がかわいいローマンカモミールの2種類を買ってみることにしました。
1ロール(30cm×180cm)で約5,000円と芝に比べると結構お高いので、とりあえず初年度は一部だけ敷いてみて、様子を見て買い足したり、ハーブなので一部挿し木で増やしたりしていけたらな、と思っています。
というわけで次回は、実際に届いて植え付けるまでの様子をレポートしたいと思います。