離婚した人間がこれを言うのは当然だし、既婚者でも正直な人ならこう言うでしょう。
逆に結婚した方がいいよ!って言える人は稀な幸福者か、多くの他者を罠にハメたい者か、新婚一年未満の浮かれ者か、晩年に自分のこれまでを否定したくない者のどれかでしょう。
結婚なんかしない方がいいなんて言えないよ絶対
どの分野でも言える事なのですが、基本成功者の肯定論には耳を貸さない方が良いということです。
むしろ敗北者の失敗論からの方が多くを学べますし、聞き手が自身の今後に活かす事ができます。
例えばあるプロの世界のレジェンドが「みんなこれやるといいよ!」と言えばその世界に興味のあるドリーマーはレジェンドの言葉を鵜呑みにして同じ事をはじめ、結果9割以上の人が夢破れる事になるでしょう。
逆に夢破れた者が「みんなこれしない方がいいよ!」と言っても誰もそんな敗北者の言葉に耳を傾けようとはしませんが、あえて聞いてみるとそこにはたくさんの真実と教訓が詰まっていて同じ過ちを回避できる助けにもなりえます。
肯定論VS否定論
結婚肯定否定論も同じで、肯定する者は運が良かっただけなのに対し、否定する者の言葉には誰しもが陥るとされるブラックボックスを指摘してくれるものがあります。
肯定論は参考にならないが、否定論は参考になります。
人はポジティブを良しとしますが、ネガティブに真実があるのは間違いない事実です。
ただそれを受け入れて残念な気持ちになりたくないので人は心地良い思想の方へと流れがちです。
どうせ死ぬんだから何を頑張っても無駄と唱える薄汚い哲学者の語る真実よりも、生きてる時間は有限なのだから何に対しても全力で取り組もう!と唱える爽やかな実業家の言葉の方に惹かれるというわけです。
なので否定論を聞きたくない人は聞かなければいいだけですが、本気で今悩んでいて、結婚はした方がいいのかしない方がいいのか真剣に考えてる人ならば、肯定論で背中を押してもらいたい気持ちは解りますが、あえて否定論を取り込むことで、それでも結婚するんだという自分の意志を確認するべきでしょう。
そして10年後に失敗に気付いても決断したのは自分なのだから若気の至りを認めて人としては成長することができるでしょう。
何故結婚してはいけないのか
これについては自由がなくなるとかリスクが大きいとか散々言い尽くされているのでここで深堀するつもりはありませんが、ひと言で言うならば、一人の他人と十数年も一緒に暮らすというのは現実的に考えて不健全かつ狂気の沙汰だからです。
どんなに最初は愛し合っていたとしても憎み合うようになるのが必然です。
最後まで愛し合って死ぬなんて物語の中か、どちらかが演技者でどちらかがおめでたいだけです。
何故憎み合うようになってしまうのか、それは元々他人であるのに互いを干渉して生活(生き方)スタイルを互いの型にハメようとしてしまいがちになるからです。
法的拘束力によって互いの人権が軽視される仕組みとなるからです。
それによりフラストレーションと不幸が生じ、原因が配偶者である事に気付くのです。
男性はデメリットだらけ、女性も結果的に不幸という現実
言わずもがな男性にとって結婚とは稼ぎのほとんどを家庭という名目の配偶者に摂取されるという事であり、がんじがらめの責任を背負わされて奴隷としての生涯を確約させられる事を意味し、恋愛はもちろん趣味すらも制限させられ、個人で何かを楽しもうとしようものなら全力でそれを否定され、あたかも悪い事をしているかのように元他人の配偶者に責められます。
うちはそんな事ないと笑う人もいるかもしれませんが、もちろん許容程度はそれぞれ違いますが、極端な話「来月から俺ジャマイカで暮らそうと思うんだけど」と言う夫に対して「私もついていく」or「どうぞいってらっしゃい」と言える妻以外は笑う資格はありません。
対して女性にとっても結婚はほとんどメリットはありませんが、男性と違って法的リスクがほぼありませんので、子供を産み育てたいという願望がある人であれば結婚しても良いと思います。
しかし生涯データとして独身女性(離別者含む)よりも既婚女性の方が幸福度が低いという事実だけは受け止めておいてください。
既婚女性の幸福度が高くなるのは子供を産んだ瞬間だけです。
マタニティーブルーを経て、育児疲れノイローゼ、退屈な家事、夫とのすれ違い、レス化、友人知人有名人と比較しての不満と失望で現状を見失いがちになります。
一方独身女性は負け犬と自覚しつつもそれ以外の事で人生を謳歌する術に長けており、個を確立してからの中年期以降は既婚者に比べて明らかに魅力的に輝いてる人が多く、どちらかというと既婚者の方が負け犬に見えてきます。
あと出産は命懸けなので、してる人としてない人で老化に差が出るのは確かです。
このことからも以前までは女性は結婚した方が得だと私個人も思っていましたが、それは専業主婦が過半数を占めていて許された時代の名残であり、今となっては女性も老人も働かないと食べてはいけないとなれば、自分一人が手一杯だし、協力者がクズで無能だと足を引っ張られるだけなので、独身で地盤を固めるのが賢明と言えます。
黙殺される本音
しかし結婚を否定する事は子孫を絶やす事をも意味するので、反社精神であるとも言えるわけで、それ故声を大にしては叫べないという事情もあるのです。
結婚肯定論を述べる人は幸せな成功者として観ている者を安心させますが、結婚否定論を述べてる人は不幸な敗残者として観る者をなんとなく不快にさせる負のパワーを纏っているため、嫌われる傾向にあるので語るだけ損なので賢者は口を閉ざすのです。
だから世の中には聞き心地の良い言葉だけが蔓延し、結果学びにより進化する機会を奪われて、皆一様に己の失敗を誤魔化すだけの生涯を過ごすのです。
それでも本当にこの人となら例え不幸になっても不幸じゃない!とまで思えるような相手と運良く出会って恋に堕ちたのならば結婚を選択しても間違いではないでしょう。
結婚否定論者も究極的にはそのように傾く人も半数以上はいるでしょう。
つい最近まで私個人もそのように思っておりましたが、考えがついに変化しました!
どんなに理想的な女性が目の前に現れて運良く相思相愛にまでなれたとしても(中二みたいな発想w)、結婚は躊躇するのが正しいような気がします。時間は流れて状況は日々変化するものですからね。
でも子供は一人くらいならいた方が良いので、冷静に離婚も視野に入れながら出産の為に一時的に籍を入れるのもアリでしょう。
なかなか理解を獲得できない反社会的な事を述べてるとは自分でも判っていますよ?
炎上してみたいなぁ~w