日当1万円で240日間の合宿をやってきた
「日本代表は100ドル(約1万円)の日当でやっている」
ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の発言が注目を集めている。
10月11日、スコットランド戦を前にした記者会見で、ジョセフHCはこう述べた。
「(3連勝は)まぐれでもなく、ハードワークの成果だ。今年だけでも240日間の合宿をしてきた。ほとんどの選手が所属企業ではプロでやっているが、代表では日当100ドル(約1万円)でやっているのでアマチュアと言える。他のチームと比較して、どのくらい報酬を得ているか調べてほしい」
スコットランドを破って4連勝を果たした日本代表は、ワールドカップ(W杯)で初めてとなるベスト8に進出した。そのプレーは、ラグビーになじみのない人たちも虜にしつつある。だからこそ、世界一を争う代表チームの選手たちが、わずか1万円の日当で戦っている事実に驚く人が多いのだろう。