20日に盛岡市の岩手県民会館で開かれる全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に、県内から姫路市立大白書中学校、同市立琴丘高校と加古川市立浜の宮中学校が関西代表として出場する。全国大会での活躍が期待される3校の横顔を紹介する。
■加古川市立浜の宮中学校 クラリネット4重奏
強豪校として知られ、全国大会は2年前の金管8重奏に次いで3度目となる。
何時間も休まず吹き続け、舌で音を区切るタンギングをし過ぎて舌先がひび割れることもある。そんな厳しい練習を入学時から一緒に乗り越えてきた14歳の2年生4人の息はぴったり。豊田智佳子さんは「練習の時から本番と同じように、アイコンタクトでタイミングや音程を合わせている」という。