漫画を読むほどに、小説と言うか文字が主体の本を読む事が無いと言う事もあり、今までにそれほど多くのラノベ系の小説を読んだ記憶が無かったりする。
そんな貧弱な読書量の中でも、印象に残っている作品は何点かあり、それが自分の中の何かの切っ掛けになったと言う作品があったりします。
と言う事で、今回はそんな作品の事を少し……
多分、自分が初めて読んだラノベ系の小説ではないかと思う作品…
著・新井素子 集英社 コバルト文庫 「星へ行く船」
元々好きであった作家の新井素子嬢の作品で、テンポ良く読める面白さと言うのを教えてくれた作品でもあります。
(ちなみに自分のハンドルネームである「蛙雷(あらい)」は、新井素子嬢から…と言う事だったりします)
続いては、朝日ソノラマの……
著・菊池秀行 朝日ソノラマ ソノラマ文庫 「魔界都市 新宿」
ある意味、現代に到るラノベの元祖と言えるかもしれない作品、色んなラノベのエッセンスが含まれている名作です。
ちなみにこれ以降……「キマイラ・シリーズ」(夢枕獏)「ARIEL(エリアル)」(笹本祐一)と、朝日ソノラマ系の作品を読み続けました。
そして多分自分に、ラノベ系小説の『何でもあり』と言う世界を知らしめてくれたのが、この小説……
あっ!間違えた……こちらが正解!
(まあ、この本も…ある意味強烈な衝撃を与えてくれた本には間違いないのですが…)
著・新城十馬 富士見ファンタジア文庫 「蓬莱学園の初恋!」
舞台となる場所、登場するキャラクター、進んでいく物語、笑いあり、怒りあり、涙あり、裏切りあり、恋あり、活劇あり……全てを存分に詰め込んで、それらが絶妙の調和(予定調和ではない)を繰り広げながら拡散して行き、そして収束していく物語……
それがこの「蓬莱学園の初恋!」です。
詳しい内容は、ここで自分が書くよりも……
取り敢えずは…読め!
です。
この蓬莱学園シリーズ、短編集・長編が合計で何冊か出ておりましたが、残念がら現在は絶版品切れ状態!
それでも古本屋を探すかすれば、なんとかまだ入手可能な筈だ!
探して読むんだ!
ついでながら、こちらも御奨めの逸品!
著・水無神知宏 富士見ファンタジア文庫 「鋼鉄の虹 装甲戦闘猟兵の哀歌」
漢だった読むんだ!鋼鉄の巨人達!イェーガーが凄いぞ!
と言う事なんですが……ここらへんを最後に、ラノベから少し離れてしまいました。
多少の例外を除いて、ほとんど読まなくなってしまいました……理由は自分でも不明です。
最近のラノベブーム、何か面白いと言うか、自分の好みに合いそうなのを探してるんですが、なかなか探し出せません…
どこかで親父が活躍するようなラノベとかは無いもんでしょうかね?
本日購入した本
「歴史街道 7月号 」
と言う事で今日はこれにて!