いきさつ
お知り合いに誘っていただき、息子くんとこれを見に行きました。
九州初開催『えんとつ町のプペル』VR 上映会のお知らせ – 株式会社Zero-Ten(ゼロテン)
いやーっ、VRって面白いですよね。臨場感!
「えんとつ町のプペル」のあのイラスト・世界観がVRでぶぁーーーっと迫ってきて別世界に来た感覚です。
本当に良かったです。
忘れもしない、私自身が大学の時です。
在学中に、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)という単語をはじめて聞きました。
VRブームの走りでした。大学内にそれ系のサークルがあって、入ってたりしました。
私はCG(コンピュータグラフィック)を勉強する研究室に入っててそこからプログラミングの楽しさにハマってしまい、情報系の進路に進んだことからかすっかりVRという単語を聞かなくなってウン十年ほどたった気がしますが、最近またよく耳にします。
話がそれますが、私が大学で学んだのはFORTRAN(フォートラン)とC言語。
その時代ですら、「今時その言語学ぶ!?」ていう雰囲気でしたよ。
「最初に学んだ言語がFORTRANでした」とか、ある意味自慢かも。
話を戻します。
先日行ったこのプペルVRのイベント後も会話に「VR」が出てくる機会があり、
これは神のおぼしめしかも!(大袈裟)
と思って息子くんにVR調べて作ってみてよ~と無茶ぶりしました。
家で使えるVRスコープ
とはいえうちにはOculus Questとかありません。まだ買ってません。
携帯にアプリを入れて、スコープで覗いて見られるようにしたい!
VRスコープといえば。
そういえば、うちに本の付録でついてるのがありました。
「タイムトリップ 日本の名城」!渋い!
厚紙工作のVRスコープが付属しています。
まずお手持ちのスマホにアプリをインストールしてから
このスコープにスマホをセットすると、お城をVRで見ることができます。
歴史上の人々が仰ぎ見た雄大な姿が今よみがえります!
なかなかいいです^^
で、今回VRを作るにあたって。
このスコープでみられる形のスマホアプリを作れば、VR体験ができる!っていう発想。うまくいくかな。
アプリの作り方を調査
息子くんが調べてくれました。
(今回Unityは2019.2.6f1を使用しました)
Android SDK
以前UnityでAndroidアプリを作ったことはあります。
今回も同様にAndroidアプリを作れるようにAndroid SDKを入れます。(一度入れていたらいいんですが、今回は新しいPCで環境を作ったのでまたセットアップしました)
Google VR SDK
今回はVRプロジェクトを作成するにあたりGoogle VR SDKというものが必要になります。
GoogleVRForUnity_1.200.1.unitypackage
というのをダウンロードしてUnityからImportしました。
UnityのXRSettingsの設定で、Daydream と CardBoardを選択します。
ここで選んだ、Daydream と CardBoard とは・・・?
Google Daydream
Google社がAndroidのために開発したバーチャルリアリティ (VR) プラットフォーム。
2016年11月10日にリリースされたDaydream用の最初のヘッドセットであるGoogle Daydream View は、Daydream-readyスマートフォンをセットすることで、VRヘッドセットを構築することができる。
おおーこんなのがあったのねーと全然知りませんでした。
息子くんの調査結果のおかげで先日知ったばかり、興味を持ったばかりだったのですが、つい2日前のネットニュースでなんと「Googleは、Daydream VRから手を引く」との記事が(;'∀')
Google CardBoard
折りたたみボール紙製の本体に手持ちのスマートフォンと組み合わせることで完成するヘッドマウントディスプレイ。レンズが部品として付属し、目の周辺に装着することでバーチャルリアリティ (VR) 体験ができる。
ということで、Amazonなどのネットショッピングでも安い値段で買うことができます。
↑ こちらは中国製。実はうち3週間前に注文したのですが、まだ届いてません。
チャイナ製品ははるばる海を渡っていつもだいたい1か月近くかかるので気長に待ちます。
上記2つはどちらも構造的には同じもの??ぽいのです。
そしてさらに、うちの持っている厚紙スコープで表示されるものもほとんど同じなんではないか?と見込んで、この2製品対応のアプリを作ってみることにしたらしいです。
Unityで作って実行してみる
ごめんなさい詳しく書けないです。
なぜなら息子くんが作ったから・・・・
とにかくいろいろなものを設定して配置して、作ります。
最後は、スマホをPCにつないでBuild And Run! GOGO!
上記の画面を実行したものではないですが・・・
ぐるりと見渡せるようになりました!やったーーーーー
ゴーグルでいい感じに見れました!
バンジージャンプVRを作った
うまくいったので今度はバンジージャンプのVRを作ってみてました。
シーン(ビル街)は既存の素材をとってきたものを使っていて、真ん中に紐をたらしてビヨンビヨンさせながらそこにカメラをつけたとのこと。ちょっと難しかったと言ってました。
これ、スコープで見ると(いやスコープ使わなくても)かなり三半規管弱い人には無理なタイプです(+_+)
ずっと見てたらもうどこが上でどこが下なのか。上に下に行くし左に右に回転するし、具合悪くなります。
いや逆に具合悪くなりたい人にやっていただきたい。
VR空間に居るだけのアプリならわりと簡単に作れる
バンジージャンプはカメラが動くのでちょっと難しいですが、私も作り方を教えてもらって作ってみました。
素材はUnity の Asset Storeからダウンロードできます。
このシーンに、さらに別でAsset Storeからダウンロードした虎を置いてみました。
こんなホラーな部屋のシーンの素材をつかったら、ホラーな部屋にとじこめられた感覚が楽しめます。
ハロウィンにどうぞ。
そして現在行き詰っている件
マイクラの360度動画を使ってトロッコのジェットコースター動画のVRを作りたくて、Minecraftでワールドにトロッコを走らせる簡単なワールドを作った後360度動画に書き出して、それをVRで見られるように設定。
360度動画をどうやってVRに表示させるのか結構難航してたものの、やっと動かせるまでになった!!
と喜んだのもつかの間、実際にスマホで動かしてみるとカクツキが…。
Unity上ではカクツキはないので、Androidスマホの限界なのかなぁと言ってます。
解像度を落としてみたら今度は別の問題が発生してるそうでうまくいっておらず、息子くん歯痒がり爆発!この件いったん放置!
ところで、マイクラの360度動画とは?
息子くんがむかーしつくってたコチラをどうぞ。
(日付見てみると去年の4月に作ってました)
PCだと画面内をマウスドラッグで見る方向を変えることができます。
今後は、是非Oculus Questを手に入れて本格VRアプリを開発したい!と思っているところです。
スター・はてブとても嬉しいです!