どうも、かずきちです。
今回、弊社が運営するオンラインプログラミング学習サービス「ウェブカツ!!」にて著作権侵害騒動があった事について、僕の様々な過激ツイートが皆さんの琴線を刺激したかと思います。
そこはブランディングとしてあえてやっていましたので、批判が加速していくことは当たり前なため、そこに対して弁明することはありません。
その他について、僕の意見を述べさせてもらいます。
著作権侵害と思われるものについての対応について
まず、今回の著作権侵害の騒動について色々な意見や論理が展開されましたが、そこについては法治国家ですから、申立てがあればもちろんきちんと法的な手続きにのっとり対応をさせていただきます。
今回、「ウェブカツの教材でもない単なるブログ運営」については外注を使用しているため、明らかに転用されているものは既に削除を行なっています。
「削除すればいいと思っているのか!」
のようなお言葉もありますが、申し訳ありませんがそれ以外に方法はありません。
「倫理観はどうなっているんだ!」
というお言葉に対しては、今回のことは「確認が漏れていた」としか言いようがありません。
「著作権侵害に関して弁護士もまず扱わない」
という僕のツイートのは単なる「法務の現実」を言っているまでですし、
「立ち小便も軽犯罪だし、店のコンセント無断使用も窃盗罪。それと同等でしょ。」
という僕のツイートも個人的な意見でしかないので、どちらの罪が上か下か?みたいな無駄な論争でしかないので、特に言う事はありません。
こういったことを言ったところで素直に信じるわけもないでしょうし、最初から謝罪をしたところで結局は普段から僕が嫌いな方々が炎上をさせてくるわけなので、
僕としてはマーケティングに使わせてもらいました。
その他のこれも著作権侵害だ!と言われている内容については判断はかなり難しい部分なので特に対応は取っていません。
その他、色々なご意見あるかと思いますが、僕の意見としてはあとは司法が決めればよい事だと思います。当事者双方の主張の食い違いや対立があった場合のための司法です。そこに対して、さらに論理を主張をしたいのであればその制度があるわけですからね。
ウェブカツ卒業生は採用しないという方々へ
今回の一件については以上ですが、一方でとてもおかしな方向へ批判をされている方々がとても多くいらっしゃるようです。
かの有名なGoodpatchのCEO土屋さんなども乗っかり、
経営者がああだから、卒業生もそうだろう。だから、そんな卒業生はうちでは採用しない。
もちろん、僕や会社を批判したりするのは一向に構いません。そういうマーケティングを取っているわけですから、そういった類の批判が来ることは想定しています。
ですが、
経営者がああだから、卒業生もそうだろう。
というかなり強引な論理を展開され、しかもそれを採用判断をされている方なり、一介の従業員なり、経営者が今回叩いてきたわけですね。
また、今回は「ブログ」に関する一件にも関わらず、
「教材もどうせ転用だろ!」
などと有る事無い事言い出す方もいて、そのイメージが先行しているようですが、「オリジナル教材だ」と言っておきます。
Goodpatchから見る厚生労働省の公正な採用選考について
ご存知ある方もいるかもしれませんが、厚生労働省が「公正な採用選考について」という指針を出しています。
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
その中では、
家族状況や生活環境といった、応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しないように
というものがあります。
Goodpatchのように
ウェブカツの生徒も倫理観が欠如している
といった類の根拠のない解釈を行い、
実際にまだ会ってもいない応募者(生徒)に対し、まだ倫理観が欠如しているかもわからない状態で採用可否を既に判断している
わけですね。
Goodpatchだけでなくその他乗っかって批判をしている方も同様に。です。
もちろん、厚生労働省の採用選考の基本指針はあくまで「お願い」であり、法規制があるわけでもありませんが、
僕はここに強くおかしな今のこの業界の一端を感じずにいられません。
公正には採用選考を行なっていないのでしょうか?
法に触れてさえいなければ、公正な採用選考など基準に従う必要はないということなのでしょうか?
「倫理観」とはなんなのでしょうね。
僕の倫理観が欠如しているという事について否定も肯定もしません(どこまでが倫理観でどの程度までが倫理観なのかは人によって異なりますからね)が、
もし倫理観が欠如しているというお話しで進めるのであれば、
公正な採用選考を行わないあなたの会社の倫理観がない。
ということなのでしょう。
僕は、技術力やその他スキルなど個人の能力でしか採用判断と報酬決定を行なった経験はありませんし、そんな事を考えた事もありませんでしたが、これには驚きを隠せません。
(もちろん、反社会的勢力だというのであればもちろんダメですが)
Goodpatchの社員にも倫理観がないのですか?
また、同じ論理を展開するのであれば、
Goodpatchの経営者には、公正な採用選考の考え方など持ち合わせていない
↓
Goodpatchの会社は、公正な採用選考の考え方などない
↓
Goodpatchの会社の従業員はすべからく、公正な採用選考の考え方など持ち合わせていない(その考え方がないということは、成果判断や報酬決定もそういったように見ているのだろう)
ということになるのでしょうね。
僕が倫理観が欠如しているのであれば、あなたも欠如しているのではないかと思うのですが、それはまたあなたの「倫理観」に入っていないのかもしれませんね。
エンジニアは能力で判断されるべきなんじゃないの?
同じく、
ウェブカツ卒業生は絶対に採用しない!
と息巻いて批判をされているエンジニアもですが、日々
「エンジニアは能力で評価されるべきだ!」
「正当に評価されていない!」
などと声を荒げるくせに
「エンジニアは能力ではなく、どこ出身かやイメージだけで評価するべきだ!」
という事を言っているわけですね。
とてもおかしな話です。
ウェブカツ生徒の成果
もちろん、生徒に能力がなく採用すらされないのであればそれは僕の技術などその他に関わる教育能力やサービスの質が不足しているわけですからお詫びするしかないし、僕ももっと教育改革、エンジニア意識改革をしていかなきゃいけないわけですが、
完全未経験の26歳男性が卒業後に年収492万円であったり、420万円であったり、その他多くが既にまだ学習途中でありながら完全未経験ながら転職を成功しているわけです。
(学習途中で就職をされた方は年収300万円〜350万円というところです。)
もちろん、うちのサービスでも唄っているように「フリーランスエンジニアで年収1千万を目指していく」のが最終的なこのサービスとしてのゴールにはなるので、転職したあとどうかまでフォローしていくことになります。
(その他にもウェブカツがTwitterで情報共有を行う以前の生徒からは、年収1千万達成の報告を何度かいただきましたが、その時は何も細かなヒアリングをしていなかったり、未経験ではなかったりなので、コンサルタントとしてだったりするので、公の成果としては唄っていません。)
https://twitter.com/i/moments/1177573506394943488?s=13
これだけで既に他社プログラミングスクールの「テックエキスパート」が掲示していた年収420万円というものを超えているという成果を上げています。
また、検索をすればいくつも出てきますが、他プログラミングスクールから来た生徒が多数いるわけですね。
https://twitter.com/kojita2019/status/1184987546758991872
そんな成果が出ている中で、
「能力で評価すべきだ!」と日頃嘆いているエンジニアの皆さんはどこに行っちゃったのでしょうか?
彼ら彼女ら生徒達の頑張りを全く見もせず、ただ「イメージ」だけで毛嫌いしているのでしょうか?
それがあなた方がよく口にしている「論理力」なんでしょうか?
まぁ、でも今回もかなり引っ掻き回して楽しめたなと。