<蔵の継承者✖CAMPFIRE=限定プロジェクト=>
今回のプロジェクトでは、現役の大学生でありながら、将来の日本の酒蔵を引っ張るその後継者が中心に挑戦します。5つの蔵が、独自の造りを生かすための工夫を凝らし酒造りに挑戦します。ぜひこの日本酒を飲みながら、新たな時代の始まりを楽しんで頂きたいです。
*限定70名様、11月10日(日)に大試飲会を開催(詳細は下記)!!
*ラベルデザインは後日、発表します
*取り扱う日本酒はCampfire限定です
日本酒は、 米・米麹・水 という単純な原料で造られるにも関わらず、味は無限の多様性を有しています。*上述の3つ以外を入れた場合、その他のお酒(雑酒)に分類されます。
日本酒の味は、①に麹、②にもと、③に造り、で決まると言われているように、これら3要素における様々な組み合わせが日本酒の味や香りに多様性を生み出しているのです。つまり日本全国各地に存在する酒蔵それぞれの意思やこだわりによって造られる日本酒は全てが唯一無二の酒なわけです。それは「好みは人それぞれ」のニーズに応えることのできる可能性を秘めています。しかし、利便性の向上した現在でも、蔵元の人出不足や流通の面から、全国各地の人々が全国各地の日本酒を楽しむという環境は未だに整っていません。
日本酒造りには、良き水の下で清酒酵母を働きやすい環境を作らなくてはいけないため、酒蔵の多くは地方に存在します。こういった酒蔵は、古くから地酒などの地元の人に愛されたお酒を造ると共に、観光客に対してはその地域の名産品としてその代表銘柄として古くから愛されてきました。一方で、主要都市への人口集中などにより、これらの日本酒に触れる機会は徐々に減ってきており、市場に中々出回らないローカルな日本酒として一般消費者には手の届かない日本酒が増えてきています。
他方で、我々は、そんな酒蔵の息子が集まる東京農業大学の特徴に着目しました。東京農大には、全国の大学で唯一「醸造」をその名に持つ学科があり、全国から醸造に関して学ぶことを強く志す学生が集まります。そんな全国の特徴的な酒蔵の日本酒を楽しんで頂くための第一歩として、地方を代表する蔵元の息子たちと共に、本プロジェクトを立ち上げました。
皆さん、「実家が酒蔵だったら・・・」と思ったことはないでしょうか。
日本酒好きな人であれば、一度は思ったことがあるはずです。今回のプロジェクトメンバーは、東京農業大学の現役の学生であり、酒蔵の息子が中心です。
私たちは、先代を超える日本酒を作るために、日本で唯⼀の“醸造”をその名に持つ東京農業大学に進学しました。実家は、青森県・山形県・茨城県・鳥取県と、東京からかけ離れたところから上京し、在学中の4年間で必死に酒造りの神髄について学んでいます。
青木善延(青木酒造・茨城県) 醸造科学科3年
青木酒造は天保2年(1831年)十一代将軍家斉の時代に、茨城県西部渡良瀬川と利根川の交わる古河に創業しました。現在では古河唯一の地酒を造る酒屋として、小規模ながらも家族で営み、代々受け継いできた土地や伝統を守っています。清酒御慶事は三代目当主が大正天皇御成婚の折、皇室の繁栄と日本の国のますますの隆盛への願いを込めて「最高のよろこびごと」という意味で「御慶事」と命名したのです。代表銘柄「御慶事」では、茨城県の酒造好適米「ひたち錦」や県産の酵母、茨城のブランド米「ふくまる」などを使用して酒造りを行っています。
主な受賞歴:令和元年全国新酒鑑評会 金賞
代表銘柄:御慶事
他の蔵の好きな銘柄:出羽桜 雪漫々・田中六五 純米・磯自慢 特別本醸造
本プロジェクトで提供の日本酒の特徴(味わい芳醇タイプ)
茨城県産の酒造好適米「ひたち錦」、茨城県の醸造試験場で分離された酵母を使用した爽やかな香りとジューシーな味わいが特徴のお酒。
梅津久敬(梅津酒造・鳥取県) 醸造科学科2年
実家の梅津酒造は1865年から初代・平蔵が地元に密着した酒づくりを行ってきました。三代目では代表銘柄「富玲」が生み出され、四代目・清酒の研究者でもある雅裕は地元の長芋を使った砂丘長いも焼酎を造り、わたしの父である五代目・雅典は地元特産の完熟梅を使った日本酒仕込みの梅酒「野花」を造りました。そして、清酒の原点に戻るべく生酛仕込みにも熱を注ぎ、酒造りに喜びと難しさを感じながらもを行なっています。
代表銘柄:冨玲(フレー)
他の蔵の好きな銘柄:新亀酒造 ひこ孫
本プロジェクトで提供の日本酒の特徴(燗酒・甘味系)
地元「ジゲ酒の会」が、田植えから酒搾りまでを手掛けたお酒です。味わいがあり、名前の通り〝うまいがな〟(鳥取の方言)と好評。いかにも地酒らしい愉快なお酒です。どっしりとした味わいがあり、常温から燗酒がおススメです。うちのおさけは特に燗酒が美味しいので一手間かけて温めてお召し上がりくださいませ。