どうも、アイクです😆
先日、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界経済成長率を下方修正し、3%程度になるとの試算を発表しました。
ソースはこちらです。
2019年の世界経済成長率はリーマン・ショック以降最低の3.0%、IMFが見通しを発表 | ビジネス短信 - ジェトロ
各種地政学リスクによる景気減速
内容は米中貿易戦争やブレグジットを始めとした世界的な地政学的リスクによって、3.4%としていた予測成長率を3%に引き下げるというものです。
どうやら予測以上の成長を遂げた国は、主要国の中ではブラジルだけになるようです💦
しかも、これはリーマンショックによりマイナス成長となった2009年以降最低の数値です。
もしもあなたがここまでを読んで世界ヤバい💦と考えるならちょっとこれでも読んで落ち着きましょう。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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もうブームは去った感もありますが、特にこれから投資を始める方には読んでいただきたい一冊です。
落ち着いてデータを見れば周りの煽りに惑わされなくなる
上記の本が言いたい事は周囲のニュースを鵜呑みにせず、ちゃんとデータと向き合おうという事だと私は考えています。
それを踏まえて、先程の記事をもう一度見てみましょう。
この記事からは、成長率がマイナスになった国は一つもないこと、そして、リーマンショック以降経済が後退したことは一度もない事が分かります。
もう少し過去のデータも見てみましょう。
内閣府が発表した1990年からの世界経済成長率です。
平成の世で世界経済が後退したのはやはり2009年だけです。
リーマンショックが100年に一度の経済危機と言われるのも納得ですね。
世界経済は確実に成長し続けている
私は今回のIMFの発表はあまり気にしていません。
一時的に米中や英国の影響で景気が後退する事はあるかもしれません。
しかし、年単位でデータを見ると人類が経済成長の歩みを止めた事は30年間で一度しかありません。
したがって今回の発表は、まだ出口戦略を考える年ではない私のような人間にとっては久しぶりの大きな仕込み時の到来を告げるものでしかありません。
俺はそろそろ出口なんだけど💦
という方も安心してください。
実は、世界中に分散投資するインデックスファンドに30年間積立投資した場合、リーマンショックで最も株価が下がった時に一括で売却しても資産はマイナスにはなっていないんです。(とはいっても+0.2%位なので甘く見るのも危険ですが)
恐怖指数等、暴落時のリスクヘッジを用意しておこう
正直3%も成長しているならそこまで悲観することもないのですが、それでも金融市場では何が起こるか分かりません。
米国VIへの投資や余裕資金の確保等、リスク管理は常に怠らないようにしましょう。
最後にまとめると今回の記事は
基本の徹底
の一言に尽きます👍
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それでは皆で脱ラットレースを目指して頑張りましょう\(^o^)/