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【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:パッセリ / 霧崎 雀

第三部 遷都転進編

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[3-19] 求めよ、されば与えられん

 殴られ、蹴られた巫女がただの肉の塊となって宙を舞う時間は、まるで水の中で全てが起こっているかのように間延びして感じられた。


「……エルフの術師が考える事は、みな、似たようなものか。

 何の糧にもならぬつまらん戦いだった」


 手甲の兵士は、石のように熱の無い目でサーレサーヤを見ていた。

 巨大な手甲には鮮血の染みが増え、血に滴っていた。


「残るは…………」

「父祖よ、我に守りの力を!」


 サーレサーヤは身につけていた宝石の一つを引き千切るように手に取ると、それを地面に叩き付けた。


 宝石が溶けるように消えたと思ったその直後。

 薄緑色をした卵の殻のような光の障壁が展開され、サーレサーヤを包み込んだ。


「ほう?」


 手甲の兵士は寸の間、それを観察し、次いで稲妻のような速度で殴りつけた。

 思わず身を固くするサーレサーヤ。

 光の障壁は微かに揺らぎ、男の拳は地を殴ったような鈍い音を立てて止まった。


 人間の国もそうだが、エルフの部族も貴重なマジックアイテムを蓄える癖がある。重要な戦いの折にはそれを使うのだ。

 サーレサーヤが今し方使ったのは『軋み殻の秘石』なるマジックアイテム。障壁を展開するマジックアイテムは一般に存在するが、『軋み殻の秘石』は特に高等なもの。さらに長い時間を掛けて改造を施し、森に馴染ませることで森の力を借りられるようになっている。


 一瞬、胸を撫で下ろしかけるサーレサーヤ。

 だが光の衝撃を殴っても破れぬと見て取った手甲の兵士は、指を立てるようにして障壁に右手を当て、そこに左手を重ねて当てた。


「……【寸勁フェイタルコンタクト】」


 ズドン!

 と、地面からかち上げられるような衝撃がサーレサーヤを見舞った。


 手甲の兵士は外見上、ただ手を構えて静かに立っているように見える。

 だがその手から強烈な衝撃が発せられて障壁に叩き付けられたのだ。


 障壁を破られてはいない。

 しかし、揺らいだ。

 障壁はすぐさま地脈の魔力を吸い上げ、森に満ちた生命力を吸い取って修復される。

 しかし。


「スゥッ……」


 ズン! ズン! と身体の奥底まで響くような衝撃が立て続けに打ち込まれる。

 その度、あまりの威力に障壁が揺らぎ、徐々に不安定になっていくのをサーレサーヤは感じていた。無茶な大魔法の行使によって、サポートとなる森の力も少し弱まっている。


 血の気が引いた。

 部族の秘宝であるこのマジックアイテムすら、時間稼ぎにしかならない。

 サーレサーヤは飛びつくように足下の草を撫で、呪文を唱える。


「≪虫報バグズウィスパー≫!」


 同時、手首に付けてあった細い蔓草の腕輪が解けて端を延ばし、地面に根を張った。


 これは『結び草の腕輪』というマジックアイテム。

 草と地面を介した連絡用自然魔法≪虫報バグズウィスパー≫を、このアイテム自体が発動し維持するというものだ。


 声を届ける先に居るのは、前線で攻撃を指揮している部族の戦士長だ。


「こちらはサーレサーヤです! 私の所まで帝国兵が!

 私以外は全員倒されました、どうかお助けを……!」

『なんですって!?』


 驚愕のあまり裏返ったような声がサーレサーヤの耳に届いた。


『……巫女長様、あと五分持ちこたえていただけますでしょうか!?

 我ら部族の戦士、勇敢に奮戦するも帝国の卑劣なる作戦により歩みを止められ……』

「そんな……! 私は『軋み殻の秘石』で辛うじて身を守っております!」

『くっ……

 仕方がない、撤退だ! 戦士たちよ、巫女長様をお守りす   』


 草の上を這うように聞こえていた声。

 それが、何かの爆発するような音と共に断ち切られた。

 向こう側で≪虫報バグズウィスパー≫を受けていた術師の魔法維持が解かれたのだ。


「……これまでか」


 光の壁の向こう側で、サーレサーヤの会話から状況を察したらしい手甲の兵士が冷たく言った。

 彼の手が放つ衝撃は、少しずつ障壁を蝕んでいる。地には攻撃の余波として、波紋のような傷痕が刻まれていた。


「どうかっ……どうか、おやめください!」

「投降し、捕虜になるのであれば帝国は貴様を相応に扱うだろう。祭司長ともなれば、無碍に殺しはせぬはずだ」


 進退極まったサーレサーヤの懇願に、手甲の兵士はそう言い返してから……少し首をかしげた。


「……それとも、まさか『戦いを止めろ』とでもほざくのか?」


 サーレサーヤはそれを沈黙で肯定した。

 石のような彼の目を見ながら、サーレサーヤは手に冷たい汗を掻いていた。


 手甲の兵士は、しかし、一笑に付した。


「下らん。

 『力が全てを手に入れ、力が全てを守る』。我らが青将軍……いや、大将軍閣下のお言葉だ。

 ……エルフよ。貴様らは無力だ。

 だが、貴様らが帝国の血肉になるのであれば、帝国はさらなる力を手に入れるだろう。それは互いにとって利益のある取引になったはず。

 それでもなお貴様らは帝国に弓引いた。この期に及んでは、我らは力によって貴様らの全てを奪うだけだ」

「帝国の兵よ! あなたにも心があるのならば、どうか私の言葉に耳を傾けてください!

 我ら森の民は、ただこの地で父祖の教えと森を守り心静かに暮らしていただけなのです!

 我らがあなたに何をしたと言うのですか? 命を奪われなければならない理由があるのですか!?

 我が部族も、あなた方帝国も、同じ神が作りたもうた兄弟姉妹であるはず!

 どうか……! これ以上、血を流さないでください! 命を奪わないでください!」


 こんな言葉を吐いて何になるというのか。

 サーレサーヤ自身も、この言葉で何かが変わるなどと期待してはいなかった。

 ただ、それは降り積もったものの吐露だった。

 声を上げずにはいられなかった。


 エルフたちは、ケーニス帝国を攻撃したわけでもなんでもない。

 ただ、帝国が向かう先に住んでいただけだ。

 たったそれだけの理由で血を流さなければならないのだとしたら、あまりにも酷すぎる。


 多くの戦士たちの命が奪われた。

 森も傷つけられて、今まさに奪われようとしている。

 ケーニス帝国に征服されれば、その先には苦難の道が待っている。困窮して飢える者もあろう。戦いに駆り出されて死んでいく者もあろう。

 何故、そんな目に遭わなければならないのか。

 この世の理不尽を嘆き悲しまずにはいられなかった。


 だが、手甲の兵士は同情するどころか、苛立たしげな憎しみの目でサーレサーヤを睨み付けてきた。


「力の差もわきまえず戦いを挑んでおいて、負けそうになれば情に縋ろうというのか。

 つくづく、下らん。その程度の覚悟しか無いのならば、何故、己の力に頼んで戦いを挑んだ?

 無力とは罪なり。愚かさもまた罪なり。

 なればこの滅びは貴様らに与えられた罰と知れ!」


 あんまりな物言いで吐き捨てられて、サーレサーヤは雷に撃たれたかのようにすら感じた。


 己の信じるものを。

 住むべき場所を。

 友を、血族を。

 未来を。

 守ろうと思うことは、罪なのだろうか?


 弱き者はただ耐え忍び、いかなる暴虐にもされるがままになるしかないのだろうか?

 身を守ろうと振り上げた拳さえ、滅びに値する罪だと言うのだろうか!?


 里の人々の顔がサーレサーヤの脳裏に浮かぶ。

 巫女である己は婚姻を許されないが、それでも密かに思いを寄せていた部族の戦士。

 まだ3つになったばかりでようやく歩けるようになった、可愛い盛りの姪っ子。

 今はもう森へ還った優しい両親。最近会っていないが仲の良い姉たち。

 表向きはサーレサーヤの立場を考えて憚るが、プライベートではきさくで気楽な友人たち。

 祭司長の座をサーレサーヤと争ったが、それを遺恨とせず支えてくれている副祭司長。

 サーレサーヤを尊敬し、慕ってくれる全ての人々……


「ハアアアアアッ!!」


 最後の一撃によって光の障壁は飛沫と散り、冷たい手甲がサーレサーヤを掴み上げた。


「ああっ……!」


 手甲の兵士はサーレサーヤの胸ぐらを掴んで吊り上げつつ、もう片方の手でサーレサーヤの手を錫杖ごと掴んでいた。

 メキメキ、と嫌な音がする。サーレサーヤの腕の骨がひしゃげ、手が砕け、錫杖もへし折れた。


 ――……口惜しや!


 サーレサーヤは血を吹くほどに唇を噛んでいた。


 祭司長は指導者として皆の規範にならなければならない。

 恨むことも嫉むことも怒ることもなく、いつも穏やかでなければならない。

 その規範に従ってサーレサーヤはいつも自分を律してきた。

 だが今、サーレサーヤの心に満ちるのは魂すら焼き尽くすような恨みの炎と、力への渇望だった。


 ――力があれば!

   我らが味わった恐怖を! 悲しみを! 地獄を! 彼奴らにも与えられただろうに!


 サーレサーヤを吊り上げる手に、力がこもる。


「【寸勁フェイタルコンタクト】!」


 サーレサーヤの肉体に暴力が侵入してくる。

 骨が震え、身体の奥底に響く。

 四方八方に引き裂かれていく身体。

 痛み。

 死。

 無為で、無意味で、不条理で、残酷な死。


 ――力があれば! 我が手に力さえあれば!

   ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、力があったなら……!


『二言は無いわね!? エルフの巫女姫!』


 生と死の狭間で、声が聞こえた。


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