私が今まで読んで泣いたラノベの中から
誰が読んでも泣けるであろうと思われたものを
4つ厳選しました!
1.半分の月がのぼる空
いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の橋本紡が贈る期待の新シリーズ第一弾、ついに登場。(Amazonより引用)
どこか切なく悲しくて、とてもはらはらしながら読みました。
私は1,2巻を買ってから読んだのですが、一日で読み切ってしまい、里香はどうなってしまうのかを考えながら3巻以降を買うまで悩んでいて、何をするにしてもどこか上の空で過ごしていました。
とても入り込みやすく、儚い感じのラノベが読みたいという方にお勧めです!
2.プシュケの涙
夏休み、補習中の教室の外を女子生徒が落下していった。上の四階からの飛び降り自殺として少女・吉野の死が静かに葬り去られようとしていたとき、目撃者の男子・榎戸川と旭に真相を問い詰めたのは少女と同じ美術部の男子・由良彼方だった。登校拒否で授業に出ていなかった吉野は、ひそかに美術部に蝶の絵を描きに来ていたのだ。絵を描きかけのままで死ぬはずがない……やはり二人は彼女の死の真相を知っていた。彼女は自殺ではなかったのだ。少女が迎えた悲劇は自殺より更に残酷で無情だった。平凡な高校生たちの日常が非日常に変わり人間模様が陰影を織りなす瞬間を、デリケートな筆致で綴る青春ミステリ-。(Amazonより引用)
死んでしまうことは分かっているのに死なないでほしいと思ってしまうくらい吉野をいとしく感じます。
悲しい話が嫌いな人にはお勧めはできませんが、ぜひ読んでほしい一冊です!
3.ただそれだけでよかったんです
第22回電撃小説大賞<大賞>受賞作!
壊れてしまったこの教室で、一人ぼっちの革命がはじまる――
頂点に輝いた空前の衝撃作!!
ある中学校で一人の男子生徒Kが自殺した。『菅原拓は悪魔です。誰も彼の言葉を信じてはいけない』という遺書を残して――。
自殺の背景には"悪魔のような中学生"菅原拓による、Kを含めた4人の生徒への壮絶なイジメがあったという。だが、Kは人気者の天才少年で、菅原拓はスクールカースト最下層の地味な生徒。そして、イジメの目撃者が誰一人としていなかったこと。彼らの接触の証拠も一切なかったことなど、多くの謎が残された。なぜ、天才少年Kは自殺しなければならなかったのか。
「革命は進む。どうか嘲笑して見てほしい。情けなくてちっぽけな僕の革命の物語を――」
悪魔と呼ばれた少年・菅原拓がその物語を語り始めるとき、そこには誰も予想できなかった、驚愕の真実が浮かび上がる――。
圧倒的な衝撃、逃れられない感動。読む人全てを震わせ4,580作品の頂点に輝いた衝撃作。(Amazonより引用)
次々と明らかになっていく真実に動揺させられます。
みんなに蔑められながらも奮闘していく拓に引き付けられます!
辛い話が嫌いな方にはきついかもしれません。
ですが、少しでも気になったならぜひご一読を!
4.下読み男子と投稿女子
「わたしに、ライトノベルの書きかたを教えてください」平凡な高校生の青は、実はラノベ新人賞の下読みのエキスパートだ。そんな彼は、ある日応募原稿の中に、同じクラスの氷ノ宮氷雪の作品を見つける。"氷の淑女"と呼ばれる孤高の少女が、フォント変えや顔文字だらけのラノベを書いて投稿している!?驚く青だが、その後ひょんなことから彼女の投稿作にアドバイスをすることに。評価シートに傷つく氷雪をあたたかく導き、世界観、キャラ設定、プロットと、順調に進んでいくが……。爽やかな青春創作ストーリー!(Amazonより引用)
不思議なめぐりあわせで知り合った氷雪と青、その二人のじれったく、もどかしい青春ストーリーです。
清らかな感じの恋愛物語が読みたい方にお勧めです!
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