元参院議員で7度目のプロレス復帰を果たしている大仁田厚(61)が、“バカサバイバー”こと総合格闘家の青木真也(36)と電流爆破デスマッチで初対戦することが決まった。
爆破甲子園2019実行委員会のDDT高木三四郎社長(49)が18日、東京都内で会見を開き、11月17日に神奈川・鶴見青果市場で開催される爆破甲子園のメインイベントが、大仁田厚、新井健一郎、トーナメント決勝進出者A組VS高木三四郎、青木真也、トーナメント決勝進出者B組による「爆破甲子園トーナメント決勝戦~電流爆破6人タッグデスマッチ」に決まったことを発表した。
同トーナメントに出場するのは4選手で、第1、第2試合でシングルマッチを行い、勝者2選手が決勝の6人タッグ戦に進出する。出場者は国内外から公募してきた選手の中から、実行委員会と大仁田が協議して、24日に発表される予定。
13日に東京・両国国技館で開催された総合格闘技大会「ONEチャンピオンシップ」で、初代ONEフェザー級王者ホノリオ・バナリオに54秒で一本勝ちしたばかりの青木は、代理人を通じて「聞いてません。困惑しています。替え玉として、鈴木秀樹を考えています」とのコメントを発表。会見した高木社長は「青木選手一流のジョークだと思います。私が依頼したときは、ぜひやりたいと言っておりました。青木選手の駆け引きが始まっているんだなと思います」と参戦決定を強調した。
また会見では、爆破甲子園実行委員会を爆破甲子園連盟(爆破連)に発展させ、理事長に元全日本プロレス社長で元プロレスリング・ノア会長の内田雅之氏が就任したことも発表された。
大仁田は会見後にコメントを発表。「青木よ、よーく聞け! よかろうと悪かろうと、人生にムダなものはないんじゃ。すべて人生の肥やしになる。オマエは格闘家として歩んできたんだろうけど、いろんなものを体験してみるのもいいこと。威力が倍増した爆破の実験をやるから、青木よ、そこに来い!」と、24日に予定される爆破実験の会場に青木が出頭することを要請した。