CCC Recruiting 2021

Cross Talk

データベースを分析し、
プロモーションにとって
最適なセグメントを打ち出していく。

Profile

江塚 圭郎

CCCマーケティング株式会社

ソリューション営業 Leader

2010年入社

稲 康正

CCCマーケティング株式会社

マーケティング本部
データアナリシスユニット

2016年入社

江塚 圭郎
入社後、株式会社TSUTAYAの店舗に勤務。その後運用改善事業を担当する。新卒採用、アライアンスコンサルティング事業の営業を経験し、2016年からCCCマーケティング株式会社でソリューション営業リーダーに従事。

稲 康正
2016年新卒入社。CCCマーケティング株式会社にてセールスサポート分析に従事。
現在、マーケティング本部データアナリシスユニットに所属。データアナリストとして活躍。


※こちらの記事は、2017年に作成したものです。
CD:山下一啓 AD:宮川宏 D:武井智美 P:橋本裕貴

データベースマーケティングの仕事。

江塚:現在は広告代理店様と一緒に、クライアント様が抱える課題解決に向けたコンサルティングの仕事をしています。私たちの強みは180社を超えるTポイントアライアンス先を通じて日々蓄積され続ける、リアルとネット上の多種多様なライフスタイルのデータを活用したマーケティングのソリューションを打ち出せること。
Tポイントを一年以内に一度でも利用したことがある“アクティブユーザー”は6,500万人を超えます。日本人の2人に1人となる、膨大な消費者との接点は、現在の広告やマーケティングにおいてとても優位性があります。こういった会員基盤やデータ(情報)を活用して施策のプロデューサーとしてクライアント様の課題を解決しています。

データベースマーケティングの仕事。

稲:私の職種はデータアナリストと言って、クライアント様からヒアリングしたマーケティングの課題に対してCCCの保有する膨大なデータを分析して、クライアント様の課題を解決するためのソリューションを考案するのが仕事です。

CCCのデータの強みは何と言っても膨大な購買履歴がシングルIDという一つのカードに紐づいているところ。例えばコンビニであるジュースを買った人は、どんな雑誌を購買して、別の飲食店では何を食べているのかといったように、消費者の多様な購買行動を読み解くことができるのです。
これほどまでライフスタイルが把握できるデータは世の中に他にないのではないかと思います。どのデータを使って、どういう切り口で企業の課題を解決していくかを考え、何度も議論を重ねて、課題解決に貢献できたときは、非常にやりがいを感じます。

データベースマーケティングの面白さ。

江塚:データを読み解くことで確かなターゲットセグメンテーションが可能になります。例えばあるゴールドカード加入申し込みのプロモーションを考えるとします。イメージで想像すると、ゴールドカードを「持つ人」は裕福な人で、じゃあ広告を出稿するなら、ある程度の富裕層が読む雑誌だ、という風に考えると思うのです。でもここに明確なファクトは存在しません。
一方で、ゴールドカードを「持ちたい人」は裕福かどうかとは別に他人からの目線を気にしている人なのではないかという仮説を立てたとします。きっとそんな人たちは持っている車も外車であり、ガソリンスタンドでハイオクを入れるだろうと考えられます。大まかなターゲットのセグメントによる雑誌への出稿ではなく、その人たちにDMを発送した方が効果的かもしれないという戦略がでてきます。

データベースマーケティングの面白さ。

江塚:その仮説を私たちは実際の購買履歴を元に検証して、根拠のあるソリューションとして提案していきます。これはあくまで一例ですが、データから新しい切り口が見えてきたときはすごく面白いですね。

稲:クライアント様が自社の商品を買っている人はこんな人だと言っていたとしても、実際にデータで見たときに違った結果が導きだされることがあります。例えばトクホ飲料をいつも購入していて健康に気を遣っていると思われている人が、別のデータを見るとジャンクフードも一緒に購入していたりする。
つまり健康志向の人だけではなく、ジャンクフードの罪悪感を拭うための同時購入をしている人も存在するといった人物像が浮かび上がってくるのです。そういった瞬間がすごく面白い。

データを起点とした、企画。

江塚:私たちはTSUTAYAやTカードに代表される事業を展開する事業会社に見られがちなのですが、あくまでも企画会社であることにこだわって日々の仕事に取り組んでいます。私の場合だと、データを基に世の中を驚かす仕掛けを企むことが何よりの価値となります。ここ4、5年でようやく取引先に私の仕事の価値を感じてもらえるようになってきた気がしています。

以前は戦略に対するセグメントのアウトプットや分析を求められるだけだったのが、今では「この新商品を今度発売しようと思うけどどうしたらいいと思う?」という課題の解決案を尋ねられるように変わってきました。この変化は自身の仕事の価値を実感するためにとても大きなものでした。

継続したPDCAのスパイラルを生み出していくために。

江塚:私たちが提供するオリジナルの分析とソリューションを組み合わせることで、マーケティング活動において単発のPDCAをただ繰り返すだけでなく、シングルIDを軸に、クライアント様のロイヤリティを高めるための継続した "PDCAのスパイラル” を実現していきたいと思っています。

稲:データアナリストの視点からは、そういったクライアント様からの大きな期待に応えるセグメンテーションや分析を提案していきたいですね。「こんな切り口で検証をしてみたらどうか」「こういう変数を入れて推計をしてみよう」といった風にチーム全員で試行錯誤しながら取り組む仕事は楽しいですし、その結果として提案した施策の成果がよければ、取引も拡大していく。データアナリストだからできる価値を見出しながら仕事をしていきたいと思っています。

既存事業にとらわれず、
新しい企画をつくりだそうとする意欲ある人と出会いたい。

江塚:Tカードは最初TSUTAYAの会員証で、TSUTAYAでしかポイントを貯められませんでした。ふと世の中を見渡すと、同じように各社のポイントカードをそれぞれ持っていて、財布が膨らんで困っている人がたくさんいました。この負担を解消するために各社共通のポイントカードを作ったら、貯まったポイントをいろいろなお店で利用できるようにもなってお客様に喜んでいただけるし、マーケティングデータとしても活用できる。そんな企画からTカードは生まれました。社会をよりよく変えていきたい想いに共感してアライアンスを組んでくださる企業様がここまで増えたのだと思います。既存事業にとらわれず、新しい企画を実現しようといった想いを持って行動していける方に出会いたいと思います。

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