阪神は19日、森越祐人内野手(31)に来季の契約を結ばない旨を伝えた。
森越は愛知啓成高から名城大を経て10年にドラフト4位で中日に入団。14年オフに戦力外通告を受け、トライアウトを経て阪神に入団した。今季は阪神入団後、初めて1軍出場なしに終わっていた。
森越は「前回(の戦力外)は、結婚もしていなくて子供もいなくて好きにやれましたけど、今回は結婚して子供もいる。自分一人の判断では決められない部分が多い。今後の話し合いで決めようかなと。(阪神に)結果で恩返しすることができなかったので、悔しい気持ちが一番強いです」と心境を明かした。
谷本球団本部長は「姿勢とか、若い選手の見本となる選手でした。守備もうまかったですし、打つのも印象的なところで打ってくれた記憶があります。いい選手だったと思います。選手としては契約しないと伝えました」と説明した。