スペインサッカー連盟は18日、26日に開催予定だったスペイン1部リーグの伝統の一戦「クラシコ」、バルセロナ―レアル・マドリード戦を延期すると発表した。新しい日程は両クラブが話し合い、21日朝までに決めるよう指示した。バルセロナではカタルーニャ自治州の独立派による抗議活動が激化。26日には、独立派は大規模な抗議デモを予定していた。これを受け、リーグ側はマドリードでの開催を提案。しかしバルセロナのバルベルデ監督が、「ホームでの開催を願っている」と主張するなど、譲らなかった。
こうした事態を受け、18日、スペイン連盟は大会委員会で協議。放送局などの対応などを考慮し、連盟は早々に延期を決断した。クラシコは世界中で約7億人以上がライブ視聴するビッグイベント。