非営利団体Tide Foundationが暗号化のセキュリティメカニズムを発表した。同団体によると、パスワードクラックを14万倍難しくするという。
このメカニズムは「splintering」(分化)と呼ばれている。これは、先例のないレベルの保護実現を目的に、分散技術を用いてユーザー名とパスワードを小さな要素に分解するという、他に例のない暗号化方式だ。
この方式によってsplinteringしたパスワードを完全に復元するのは「途方もなく」困難になるとしている。リバースエンジニアリングやブルートフォース攻撃など、数多くの手口を駆使しても困難なことは言うまでもない。
このメカニズムを正式にリリースする前に、splinteringしたパスワードをクラッキングできるかどうかの戦いをハッカーに挑んだ。成功すれば1ビットコイン(約8500ポンド)の報奨金と、勝ち誇る権利を与えるとした。
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