絵が上手いのに団体展で絵が映えない!何これトリックアート現象

◆芸術の入り口 No.25 線について◆

こんにちはいっかいです。

今回は線について紹介します。

 

絵の上手な人は輪郭線がはっきりしていることが多くて、形をしっかり捉えて無駄の無い形状を抽出したり、生み出したりしています。

 

逆にあまり絵の上手でない人が描くと、形をしっかり捉えていなく、輪郭がぼやけていてはっきりしない部分が多かったりします。

 

しかし、人間の目は面白い性質を持っていて下記のような現象が起きます。

・輪郭がはっきりしたものは近くまで近づかないと形を認識できない。

・逆にぼやけているものは遠くからは認識できるのに近づくと認識出きない。

 

このことは大きな問題を引き起こします。

公募展など色んな人の作品が集まる場で上手い人と下手な人の絵を見比べたときに、下手な絵の方が見栄えして、上手い人の絵が見劣りするという逆転現象が起こります。

 

ひとり部屋にこもって、黙々と絵を描いていざ公募展に持ち込んでみたら、あれ?なんか映えない!とういことは良くあることです。

いわゆる団体展のときは、絵から少しはなれて、出来栄えを確認する必要があります。

 

対策として、ぶっ太い線ではっきり描けばそういった逆転現象も回避できるかもしれません。

あとはならべくちまちまと描かないなど。

 

中途半端に上手い人がたまにやる手で、わざとちまちまとびっしり描いて「わーこの絵、細かい」と思わせて、団体展で映えさせるということがあります。

絵が上手な人からすると、素人くさいことをやってるなーとしか思われないのでおすすめではありません。

できるだけ、ちまちませずに、大胆に表現することを目指したいものです。

 

例外として、たまにすごく上手な人で、わざと輪郭をぼやかして下手絵のような素朴さを出す人がいます。あれはなかなか真似できないものです。

私自身は輪郭がはっきりした絵を好むので、いざそういったわざと輪郭がぼやぼやした絵を描くとフラストレーションがたまってイライラしてしまい、とても我慢できません。

 

この人の絵うまいなー真似してみようと、いざ描くのですが、ぼやぼやぼやぼや捉えどころがなくなんだかはっきりしない・・・・あ”ぁぁぁぁぁぁぁーーーーーイライラする!!となってしまいます。

感覚的にそういった絵があっているかたがいて、すごく上手な人がいるんですねー。

(自分が描けないから嫉妬しているのかな”””)

 

大勢の絵の中で埋もれがちになる人はもしかしたら、上記のようなことが原因かもしれません。

大勢の中に自分の絵を持ち込むときは、絵から離れた位置に立って、絵の出来栄えを確認しましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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