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【動画】グーグル系「ウェイモ」の自動運転車=尾形聡彦撮影
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 自動運転は、システムが高度な運転をこなす商業実験が行われるまで進化している。次世代技術は自動車産業を一変させる可能性があり、業界を超えた合従連衡が進む。法規制や雇用減など課題は山積みだが、生活を豊かにする可能性も秘める。

 自動運転はどこまで進んでいるのか。「レベル4」と呼ばれる世界最高水準の商業実験を始めた米グーグル系自動運転企業「ウェイモ」を訪ねた。

 アリゾナ州フェニックス郊外にある実験施設の外で自動運転車「ウェイモ・カー」に乗り込むと、目の前にタブレット端末があった。

 画面上の「運転を始める」のボタンに触れると、車が進み始め、公道に出た。ハンドルが小刻みに動き、器用に方向を変えていく。州の規制で運転席には有事に備えて人が座っているが、ハンドルを握ることはない。

 運転席の横の画面には、車の前後左右の状況が立体的に再現され、周囲の車両の大きさや速度もわかる。トラックが行き交うT字路にさしかかると、往来が途切れたところで、近づく車の速度を見極めて左折した。

 自動運転の6段階のうち、上から2番目の「レベル4」では、高速道路など特定の環境下でシステムがすべての運転を行う。ウェイモは昨年12月から、一般の人を自動運転車で送迎する商業実験をしている。

 技術の鍵が、レーザー光のパルスを使って周囲の状況を見極める「ライダー(LiDAR)」と呼ばれるセンサーだ。屋根の上や左右などに六つ搭載し、それを19個のカメラで補完する仕組みで、330メートル先までの交通状況を把握できるという。こうして蓄えた膨大な走行データで人工知能(AI)を進化させ、運転の精度を高めている。

「レベル5」到達への壁

 日本の自動車大手は、「高速道…

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