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サピックスの組み分けテスト対策

SAPIX(サピックス)の組み分けテストは、年3回、3月・7月・1月の土・日・祝日に実施されます。外部からの入塾テストも兼ねた、公開型のテストです。

組み分けテストは、出題範囲が決まっていないテストなので、「どう対策していいか分からない」というご家庭も多いと思います。


このページでは、SAPIX(サピックス)の組み分けテストの特徴や対策についてお伝えします。

サピックスの組み分けテストの特徴

SAPIX(サピックス)の組み分けテストは、マンスリーテストと異なり、クラス変動の幅に制限がありません。 ですので、組み分けテストの結果が悪いと、上位クラスから下位クラスに落ちてしまうこともありえます。

実際、マンスリーテストで少しずつクラスが上がったのに、組み分けテストでクラスが一気に下がってしまうお子さんは珍しくありません。

サピックスの組み分けテストによくある悩み

このように、SAPIX(サピックス)の組み分けテストはクラスの上下動に大きく影響します。
そして、組み分けテストに関してよく聞かれるのが、以下のようなお悩みです。

「マンスリーは取れるのに、組み分けテストになると点が取れなくなる」

なぜ、こうした状況に陥ってしまうのでしょうか?

実は、組み分けテストで点数が取れない原因の多くは、「普段の勉強のやり方」にあります。

解法や解答を「丸覚え」しているのは危険

記述が多い

解法や解答の丸覚えは危険・・・

マンスリーは取れるのに、組み分けになると急に点数が取れなくなるお子さんは、解法や解答を「丸覚え」しているケースが多く見受けられます。

要するに、「理屈を理解しないまま、テスト前に解法や解答を丸暗記している」ケースです。
これは、私たちの会で過去に多くのSAPIX生を指導してきたなかでも、かなり多い傾向だと断言できます。

テスト直前の丸覚えは、出題範囲が狭いマンスリー確認テストでは何とかなっても、範囲の広い組み分けテストでは通用しません。

これは、「覚えるのが得意なお子さん」「要領が良いお子さん」ほど要注意です。
マンスリー確認テストではそれなりに点数を取れてしまうので、勉強のやり方に問題があっても、なかなか問題点に気づけないからです。

勉強法を切り替えることが必要

SAPIX(サピックス)の組み分けテストで点数を取るためには、勉強のやり方を根本的に切り替える必要があります。
具体的には、毎回テスト前に「丸覚え」する勉強から、「なぜそうやって問題を解くのか」という理屈や考え方をしっかり理解させるスタイルに切り替えます。

覚えるだけでは、時間が経つとどうしても忘れてしまいます。使える知識が定着しません。
これでは組み分けテストだけでなく、入試本番でも結果を出すことはできません。
問題の数字や見た目が変わっても解けるためには、問題の考え方・理屈を理解する勉強法に切り替えましょう。

「目先の授業や宿題」に追われるだけはNG

組み分けテストで点数を取るためにさらに重要になるのが、「復習」「定着」です。
SAPIX(サピックス)の授業は進度が速いので、どうしても目先の授業や宿題をこなすだけで精一杯になりがちです。
復習までなかなか手が回らないという方が大半だと思います。

ですが、SAPIX(サピックス)で上位クラスに入り、上位クラスを安定して維持できるご家庭は、授業や宿題を効率的にこなし、「復習」「定着」をきちんとこなせているご家庭です。

決して「元々の能力が高いから」という理由だけで、上位クラスを維持しているわけではありません。
能力だけに頼って、SAPIXで結果を出し続けるのは無理だと断言してもいいでしょう。
SAPIX(サピックス)で結果を出せる勉強法を確立できていることが重要なのです。

どうしても組み分けテスト対策がしたい場合

いくら普段の勉強が大切だといっても、どうしても組み分けテストで良い点数を取りたい気持ちが先行してしまいますよね。
ここからは、テスト前にできるだけ対策をしたい方に、科目別の対策方法をお伝えします。

もうテストも近く、全範囲を振り返っている時間がない!
そんな場合は、科目ごとに「目的を絞った対策」をしましょう。

算数の組み分けテスト対策

算数の対策は、基礎の復習を徹底するか、計算スピードを上げるか。
お子さんがどちらを強化するべきかで判断をしてあげて下さい。
基礎の復習を徹底する場合は、応用問題には触れず、基本の問題から解きなおしてください。

大切なのは、うろ覚えで落としてしまう問題を失くすことです。

習った当時は難易度も低く「できる分野・単元」と思っていても、時間がたつとうろ覚えのため、基本問題でも間違えてしまう。
よくあることです。
以前理解できていた問題は、一度振り返って解きなおしをするだけで、お子さんも簡単に考え方を思い出すことができます。

この思い出す作業を繰り返すことで、徐々に知識を定着させ、「問題の考え方をはっきりと覚えている状態」を増やしてください。
難解な問題を対策するよりも効果的な勉強法です。

基礎は定着しているが、テストで時間が足りない・ケアレスミスが多い。
この場合は、計算問題の演習が必要です。

計算スピードが上がれば、その他の問題に取り組む時間も増えます。問題を振り返る時間を作ることができればベストです。
うろ覚えをなくし定着度を上げるのか、計算スピードを上げケアレスミスを減らすのか。
お子さんがテストのためにやるべきこと、目的をはっきりさせてあげることが大切です。

国語の組み分けテスト対策

国語に関しては、組み分けテストのために直前で対策することは、あまり効率的ではありません。
お分かりかと思いますが、国語は日ごろの勉強の積み重ねが全てです。
組み分けテストのことだけを考えれば、国語は日ごろどおりに勉強し、他教科に集中する。
これがベストです。

ここでは、日ごろの国語の学習で、ご家庭で意識するべきことを説明します。

テキストAで取り扱う、語句・文法・漢字などの知識問題は、家庭学習で全てカバーをするつもりで、学習計画をしっかりと立てることが前提です。
大切なのは、長文読解です。

長文読解は、お子さんの考え方・解き方の確認を徹底してあげてください。

意外と大切なのが、「自分の考え方・解き方に対して自信を持てるかどうか」ということ。
長文読解へのアプローチ方法をしっかりと確立していないために、テスト結果にムラがあるお子さんはとても多いです。

普段の読解から、お子さんがどう考えて答えを導き出しているかを、保護者の方が確認してあげてください。
お子さんも自分の考えを説明しながら問題を確認することで、「何となく解けていた」という感覚的な考え方をなくすことができます。

国語の長文読解で大切なのは、論理的な思考です。
日ごろから、感覚的な思考をしない癖をつけることで、読解力を大きく伸ばすことができます。

理科・社会の組み分けテスト対策

もちろん暗記だけでなく、計算問題や記述対策などあるかと思いますが、
理科社会の対策を短期間でやるなら、やはり基礎の復習です。
よくある間違いが、「サピックスの組み分けテストは範囲が決まっていないから、とにかく全範囲を復習しなきゃ」という考えです。

もちろん、全範囲の復習は大切です。
日ごろから、復習まで含めた計画を立てることが大切です。

危険なのは、「身につかない復習」をしてしまうこと。 全範囲を復習しようと、浅い復習をしてしまうお子さんがとても多いのです。
2回以上振り返ることで、「定着度を重視した復習」をする。
これが大切です。

ですので復習は、「テストまでの残り時間で、2回以上振り返れる範囲」に絞ってください。
また、組み分けテストは範囲のないテストですが、直近の範囲から出すマンスリーとの違いから、3ヶ月以上前の範囲から出されることが多いです。
まずは、3ヶ月以上前に習った単元に絞りましょう。


それでも、短期間で全範囲の復習は難しいかもしれません。
その場合は「リスクなしに短期間での効果は期待できない」と割り切ってしまいましょう。

たとえテストで復習した範囲が出なかったとしても、今回定着させた知識は、次回以降に必ず役に立ちます。
目の前のテストだけにとらわれず、お子さんが知識を定着させられたことを、是非褒めてあげてください。

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