新国立競技場問題で数々の主張をしてきた建築エコノミストの森山高至氏がツイッターで、国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京五輪のマラソンと競歩の開催地を札幌に移す案を発表したのは「東京都の暑さ対策に危機感があったから」と述べている。その内容に懐疑的な声が寄せられると「今回の裏話は、そのうちニュースになると思います」と自信を見せた。
報道によるとIOCから「東京五輪のマラソンと競歩の開催地を札幌開催で」と提案されたのは、10月に入ってからだという。カタール・ドーハの陸上世界選手権で9月27日(現地時間)に行われた女子マラソンは、深夜スタートだったにもかかわらず高温多湿のため4割以上が棄権。男子50キロ競歩でも出場46選手のうち、失格者を除く14人がゴールにたどりつけなかった。この惨状に“アスリートファースト”を掲げるIOCはマラソンと競歩の東京開催に危機感を強め、各国の選手や関係者からも不安の声があがったという。IOCのトーマス・バッハ会長は「マラソンと競歩の開催地を移す新たな提案は、我々がどれほど深刻な懸念を持っているかの表れだ」と強い意向を示していることから、東京2020大会組織委員会は開催地を札幌に移す案を覆すのは難しいと見ている。
東京五輪でもマラソンは午前6時、男子50キロ競歩を午前5時30分とスタート時間を早めたり、
ご覧いただいている記事のレコメンド結果は、ログリー株式会社のレコメンドサービス「logly lift」から、あなたの読んでいる記事の内容や興味に基づいて表示されます。
また、レコメンドの結果は、サイト内の記事だけではなく、外部サイトの記事も含まれます。
logly liftでは、あなたに「もっと詳細に知りたい情報」や「欲しい情報」を適切なタイミングで提供できるよう、日々レコメンドのアルゴリズムを研究し、改良をし続けています。
プライバシーポリシーについては、こちらに公開しています。
また、レコメンドサービスに興味のある媒体社や、この枠にコンテンツを表示したい広告主の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。