プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(65)が参戦する今年3月7日に88歳で亡くなった日米で覆面レスラーとして活躍した“白覆面の魔王”ザ・デストロイヤーさん(本名・リチャード・ベイヤー)の追悼興行「ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト~白覆面の魔王よ永遠に」(11月15日、東京・大田区総合体育館)での対戦カードが19日までに決定した。
藤波は、全日本の秋山準、フリーの越中詩郎とトリオを結成し、かつてnWoジャパンで共闘していた新日本の天山広吉、小島聡にドラディションのヒロ斎藤と対戦する。今回の一戦に藤波は「今回デストロイヤーさんの追悼大会ということで出場を決意致しました。世代的にデストロイヤーさんと戦うことは叶わなかったけど、当時に負けない試合をしたいと思います。折角だしデストロイヤーさんの技でもある、足4の字固めで勝ちたいね」と意気込んでいた。
また、大会プロデューサーの全日本の和田京平名誉レフェリーは「デストロイヤーと関わったことがある選手が、本当に少なくなってきて、そんな中で藤波さんは日本プロレスの時から関わりがあり、デストロイヤーさんの遺族も是非、フジナミ選手にお父さんのために出てもらいたいていうことをGWくらいから言ってたんだよね。藤波さんにオファーをしたら快諾をして頂き、記者会見にも出席してくれて、デストロイヤーさん家も感謝してますよ」と明かした。
その上で「越中も秋山もヒロ斎藤選手もデストロイヤーと戦ったことがあるかどうか覚えてないけど、同じ巡業で周ったことはあるはずだよね。もうデストロイヤーを裁いたレフェリーは服部さんと海野と俺ぐらいかな。コールをしたことがあるリングアナは木原だけじゃないか。時間が経つのが早いよね。またテンコジと秋山でバチバチやってほしいよ。魅力的なカードになったと思いますよ。ご期待ください!!」とコメントした。
また、藤波の長男、LEONAが第2回デストロイヤー杯争奪スペシャルバトルロイヤルに参戦することも決定した。
この日発表以外で現在、決定しているカードは以下の通り。
▼メインイベント 武藤敬司、獣神サンダー・ライガー、宮原健斗 対 SANADA、BUSHI、KAI
▼タッグマッチ 諏訪魔、近藤修司 対 鈴木みのる、太陽ケア
▼8人タッグマッチ 渕正信、ジェイク・リー、野村直矢、岩本煌史 対 藤原喜明、船木誠勝、長井満也、田中稔
▼8人タッグマッチ
岡林裕二、入江茂弘、ジョー・ドーリング、ディラン・ジェイムス 対 宮本和志、崔領二、ゼウス、ザ・ボディガー
▼タッグマッチ 青柳優馬、青柳亮生 対 タイチ、金丸義信
▼「第2回デストロイヤー杯争奪スペシャルバトルロイヤル」 百田光雄、菊地毅、垣原賢人、井上雅央、MEN’Sテイオー、力、グレート小鹿、本田多聞、相島勇人、TARU、土方隆司、那須晃太郎、UTAMARO、三富政行、レプロン、大森隆男、佐野直、LEONA
※他の参戦選手・佐藤光留、黒潮”イケメン”二郎、石川修司、野村卓矢、望月成晃、TAJIRI