マネー金スカイウォーカー

今までの人生での経験談をベースに

成功するためには本を読まないといけない?実は読まなくてもいい理由

 

今回は「成功するためには本を読むべきかどうか」について紹介したいと思います。

 

皆さんは日頃から本を読んでいますか?

 

毎日読んでいる人、一週間に1冊は読んでいる人、年に数冊しか読んでいない人、全く読まない人、色んな人がいると思います。

 

では、本を読むことに対して、読まないことに対して、世間ではどのような声が上がっているでしょうか。

 

本を読まないと成功できないよ。いい大学に受かって、いい企業に就職できている人たちは皆本をよく読んでいるよ。 

 

本を読んでいない人は視野が狭くなるよ。世界の見え方も変わってくるよ。

 

本を読んでいる人と読んでいない人とでは大きな格差が生じるよ  

 

 

おそらく皆さんも耳が痛くなるほどこれらのセリフを聞いたことがあると思います。

 

では、これらの人たちはなぜ「本を読むべき」と主張しているのでしょうか。

 

今回は

 

「本を読んでいる人たちがなぜ本を読むべきと言っているのか」

「本当に本は読まないといけないのか」

「本を読む意味とは」

 

について、私の実体験も踏まえた上で説明していきたいと思います。

 

結論から言えば、本を読まなくても成功はできます。これは間違いないです。ただ、本を読まない代わりにしなければならない行動があります。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・成功するためには本読まないといけないの?

・読書の代わりになるものはないの?

・読書のメリットって何?

 

 

 

1. 私の今までの人生において

 

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※今回のテーマである「読書」における本の定義は、勉強本(参考書や教材等)ではなく、いわゆる自己啓発本の類の本です

 

私は今までの人生で本をほとんど読んだことがありません。私の本人生は以下です。

 

【小学生の頃】

 かいけつゾロリシリーズ数冊

 

【中学生の頃】

山田悠介作品数冊(ホラー小説)

 

【高校生の頃】

デルトラクエスト数冊

ドラゴン桜

 

【大学~大学院生】

なし

 

もはや自己啓発されるような本ですらありません。デルトラクエストは非常に面白かったです。特に、主人公のリーフのベルトについているトパーズが光りだしたときにはもう…。

 

このように、一般的に「小学生向け」と言われる本しか読んだことがありません。つまり、先ほどの冒頭の世間の声を基準に判断すると、私は一生成功のできない最底辺のような人間ということになります(実際に最底辺だった時代はあったが)。

 

ここで、世間の「成功者」のイメージに立ち返りましょう。

 

~世間のイメージの成功者とは~

■超一流大学に進学

■超一流企業に就職

■エリートコースで出世

 

非常につまらない基準ですね。しかし、このつまらない基準が、世間が人を判断する基準なのです。徐々になくなりつつあるとはいえやはり根本的に根付いています。

 

上記の定義からすると、私は完全なる成功者です。東工大という超一流大学に進学し、就職偏差値トップレベルの誰もが知る企業に就職し、いきなりポテンシャルを期待されて全統括ポストを任されるという、まさに黄金エリートルートです。

 

本をほとんど読んだことのない私が、世間でいう「成功者」に当てはまっているのです。つまりこの世間の定義からすると、「成功のためには読書は必須ではない」ということになります。

 

2. 世間の読書に対する意識のズレ

 

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ではなぜ成功のために読書が必須ではないのでしょうか。これには、読書のメリットに対する「世間の意識のズレ」が関係してきます。

 

読書をするメリットとしては一般的に以下が挙げられます。

 

①知識が増える

②視野が広がる

③考え方が変わる

④他人の人生を効率よく知れる

 

おそらく読書をしている人のほとんどがこれらのメリットを意識し、そして実際にメリットを実感していることでしょう。

 

ですが、本当にこれらのメリットを得るものが本である必要がありますか?

 

【①知識】

知識は今の世のご時世SNSや検索ですぐにピンポイントで得られます。

 

【②視野】

視野は今の目まぐるしい世の中を生きているだけでも広がります。また、他人と会話するだけでも、今までとは違う視点を知ることができ、視野が広がります。

 

【③考え方】

考え方に関しては、これこそ本である必要はありません。生きている上で今この瞬間にも考え方が変わる可能性はあります。価値観もSNSやチャットなどを利用して変えることができます。

 

【④他人の人生】

他人の人生を効率よく知ることって、本当に必要ですか?知った上で次にどう行動するのですか?

 

このように、本は上記のようなメリットを得るための、ただのツールでしかありません。そのメリットを得るための媒体は何でもいいのです。

 

ここで皆さんおそらくこう思うと思います。

 

”本は効率的にこれらすべてのメリットを得られるからいいんだよ”

 

と。ですが、本当に本で効率的にメリットを得られていますか?

 

知識を増やす点から考えると、おそらく本はかなり効率が悪いです。文章の構造的に、回りくどく知識の結論にたどり着くように構成されているからです(まるで私のブログ記事のようですね)。

 

視野・考え方・他人の人生に関しては、そもそも効率を求める必要性を感じません。例えば効率よく他人の人生を知り、何かしらに感化されたとします。おそらくその時は感動して、その考え方や生き方がインプットされているでしょう。

 

しかし、すぐに忘れ去ります。なぜなら、自分で経験したうえで感じていないから。そして、本で他人の人生観を知ると、基本的にすべてインプットになります。インプットはもちろん大切です。しかし、アウトプットがなければ、それは一切の無意味となります。

 

アウトプットとは、単純にその内容をそのまま外に出すことではありません。本当のアウトプットは、「なぜその人はそう感じたのか。どのような人生を送った結果そう育ったのか。自分の今までの人生経験と照らし合わせると、どう異なっているのか」等を考えて考えて、やっと答えにたどり着いて、そしてそれを自分の意見として消化して外に出して、初めてアウトプットになり得るのです。

 

つまり、本を読んでもそこに「①思考②考察③仮説④検証」がなければ、ただの映画鑑賞と同じです。ああ、楽しかった。すごく共感した本だった。それで終わりです。しかしそれでは、本を「読んだ気になっている」だけで、本のメリットは何一つとして得られていません。

 

おそらく皆が皆、本を読んで毎回①~④のPDCAサイクルを回せていたとしたら、世の中は成功者だらけでしょう。しかし、そうはならない。なぜなら、これができている人はほとんどいないから。

 

3. 本を読む本当のメリット

 

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先ほども書いたように、本は「これ以上ないくらい思考したうえで、今後の自分の人生にどう活かし、どのように行動するか」まで考えて初めてメリットを得られます。

 

もし上記のようなフローを経て本を読むことができれば、本を読むことで知識も増え、なおかつ応用力もつき、視野も価値観も広がることでしょう。

 

つまり、すべてにおいて「思考」が大切なのです。本はそのためのただの「ツールの一つ」でしかありません。

 

4. 本を読まない代わりにするべきこと

 

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 おそらく、本を読まない理由には様々な理由があるでしょう。

 

■めんどくさいから

■時間がないから

■効率的じゃないから

■捨てるときにめんどくさいから

 

人それぞれ色んな事情があると思いますが、本を読まなければ読まないなりに、しなければならない行動があります。本を読まなくても成功はできるとは書きましたが、何もしなくても成功できるということはありません

 

本というツールが気に食わない、あるいは自分には合っていないという方は、本以外にも方法があるから読まなくてもいいという意味です。

 

では、本を読まない代わりにしなければならない行動とは何なのでしょうか。

 

本は見事にバランスの取れた媒体です。

 

「情報や知識」「他人の価値観」「成功例」「失敗例」「他人の考え」等、成功に必要な要素がすべて含まれています。そのため、本を読まない方は、これらを別のツールを用いて拾ってこなければなりません。そこでオススメの方法が以下です。

 

【情報や知識】

SNSや検索、あるいは参考書等

 

【他人の価値観】

色んな人と会って話す

 

【成功例や失敗例】

 SNSや検索

 

【他人の考え】

お題を決めてそれについて議論

 

本は非常にバランスが取れているので、ちゃんとした方法で読めばかなり効果的なツールです。しかし、欲しい情報がピンポイントで得られないところが欠点です。

 

また、見たことも話したこともない人の人生を綴っているので、自分の中に落とし込めないケースが多々あります。そして自分一人で考えることになるので、その考えや思考には限界があります。

 

そこで、上で紹介した方法の登場です。

 

情報や知識は、単なるインプットでしかないため、SNSや検索等でピンポイントで効率よく獲得しましょう。

 

他人の価値観は、外に出て人と話しましょう。毎日一緒にいる友達ではなく、できればあまり話したことがない人がオススメです。私の場合は、スポーツを通して、知らない人だらけのスポーツクラブにたくさん参加しました。飲み会にももちろん参加しました(酔っぱらった人は語りたがるので聞き出しやすいです)。

 

成功例や失敗例は、ただのパターンの一つでしかないので、知識と同じです。SNSやその分野の検索で効率よく手に入れ、なぜ成功しているのか、なぜ失敗しているのか、パターンを分析しましょう。

 

他人の考えに関しては、何かお題を決めて議論するのが非常に効果的です。私はよく色んな人と居酒屋やカフェに行き、お題をさりげなく振って議論していました。これは友達等でも構いません。ただ、毎回メンバーが被るとあまり意味がないです。

 

他人と議論すると、本当に色んな考え方があることを実感します。”どう考えてもこうだろ!”みたいな内容でも全く違う解釈をしていたり、”確かにそういう考えもあるな”という意見もあったり。他人の考えも知ることができるし、さらに頭の回転という点でも、論理的思考という点でも、かなり脳が鍛えられます

 

このように、本でなくとも、成功するための要素はいくらでも仕入れることができます。しかも、実際に自分の肌身で感じることができるので、本のようにそのまま得たものが左から右に流れていくことはありません。そのため、長期的に見ればかなり効率的です。

 

この方法を実行することができれば、本なんか1冊も読まなくとも、人生の勝ち方が分かってきます。自分に自信もつき、広い視野も、地頭の向上も獲得できます。なので、本を読みたくない方、本が合わない方、本の効率性に疑問を感じている方は是非試してみてください。

 

≪結論≫

本を読むにしても、本以外のツールを用いるにしても、そこに思考がなければすべて無意味です。

 

 逆に思考のクセさえつけておけば、何をやるにしてもうまくいきます。是非「考えることの楽しさ」を実感しながら毎日を過ごしてみてください。