出雲駅伝(14日、島根・出雲市)で初優勝を飾った国学院大が19日、同大渋谷キャンパスで報告会と全日本大学駅伝壮行会を行った。劇的な勝利から興奮冷めやらぬ中、100人を超えるファンが詰め掛けた。アンカーで37秒差を逆転した土方英和主将(4年・埼玉栄)は千葉県松戸市出身だが、実は竜党。「両親が愛知出身で小さいころから見ていて、井端選手が好きだった。ドラフト1位の石川君に注目したいし、自分も頑張りたい」と力を込めた。
前田康弘監督(41)は「もう全日本のことで頭がいっぱい」と笑いを誘いつつ「堂々と、出雲を優勝したチームとして3位以内、心の中ではもっと上を目指したい」とニヤリ。昨年は6位だった伊勢路でもチームの歴史を変える。