サッカー日本代表の森保一監督(51)が18日、松本-鹿島(サンプロアルウィン)に“大遅刻”した。東京から協会スタッフの運転する車で松本へ向かったが、スタジアムに到着したのは後半5分すぎ。台風19号の影響で中央道が通行止めだったうえ、一般道も大渋滞で計6時間以上もかかったという。
崖崩れ、土砂崩れの現場を目の当たりにしたといい、森保監督は「日本に帰ってきて被害の大きさを知り、改めて犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げたいという気持ちが強くなりました。長野でも台風の犠牲になられた方、被災された方がいる。被災地の皆さん、被災された方にお見舞いを改めて申し上げたい気持ちになっています」と心境を明かした。
2万人弱の観客の前で松本、鹿島の選手たちが球際でファイトし、熱戦を繰り広げた。指揮官は「地域のために、傷ついた人たちのために戦っていると、熱い戦いの中で感じさせてもらいました」と話した。