日本ラグビー協会は16日、東京都内で定例理事会を開き、理事会後に森重隆会長(67)が日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)について、個人的意見と断りながら「代える理由がない」と続投を示唆した。正式にはW杯終了を待って協会の強化委員会、技術委員会の審議を経て、特設される選考委員会の答申を受けて決定する。
W杯で初の8強進出を果たした3日後の理事会開催は、前回8月の理事会の際に決まっていたといい「暗い理事会にならなきゃいいなと心配していたんだ」と同会長。W杯の盛り上がりを受け、選手への報償金についても「基金とか、何らかの形で増額できないか考えている」と話した。