ラグビー界の常識を打ち破る!ラグビーW杯日本大会でベスト8入りを果たした日本代表のナンバー8姫野は17日、伝統10カ国(ティア1)が強いとされる既成概念について「姫野がたたき壊したと聞いたが、本当か」と外国人記者に問われ、「はい、もちろん!」と笑顔で即答。自信に満ちあふれたド直球回答で、会場を沸かせた。
中堅国(ティア2)の日本は1次リーグで4連勝し、ティア2がトップ通過するW杯史上初の快挙を成し遂げた。ティア1のアイルランド、スコットランドの連破を振り返り、「すごくいいラグビーをした。自信を持って言える」と姫野。世界に強さを証明したことに手応えをにじませた。
次は準々決勝の南アフリカ戦(20日・味の素スタジアム)。姫野自身は直接対決の経験はないが、所属するトヨタ自動車の指揮官は南ア出身のジェイク・ホワイト監督。「南アと、ジェイクがやりたいラグビーはすごく似ている。理解している」とニヤリ。次なる強豪国破りも姫野が先導する。