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2019-10-18

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・とても功利的に考えても、
 みんながみんな幸福感に満たされていたら、
 そのみんなは、だれかにわるいことをしようなんて
 思わないだろうから、つまり、そのほうが、
 わたしが幸福にすごせるということだ。

・じぶんが入る会社が、くじびきで決められても、
 「どこに決まってもいいです」と言えるって、
 とんでもなく大人なことなんじゃないだろうか。
 そんな経験したことがないから、わからないけど。

・音楽がなくても、そのことに気づかずに生きられるって、
 あんがい幸せなことなのではないだろうか。
 でも、切なさとか寂しさとかが満ちてきたら、
 音楽がないとちょっとつらすぎると思うかもしれない。
 それほど、音楽というのはありがたいものだ。

・「ラグビー部の学生さんたちは、練習があるから、
 アルバイトができないでしょう。
 だから、うちはとにかく大盛りにしてあげるの」
 と、大衆食堂のおやじさんが言っていた。
 このやさしさは、なにと比べることができるだろう。

・意見がちがったり、趣味がちがったり、
 価値観がちがったりするのだけれど、
 「気が合う」人というのがいる。
 それって、どういうことなのか考えてみると、
 「恥ずかしさ」の感覚が似ているのではないか、と、
 それをとりあえず結論にしてみた。

・毎年、ドラフト会議には興味を持たないようにしている。
 だって、あのこは、あのかわいいこは、
 よその誰かと結婚するんだよ。
 「ぼくと、ぼくと!ぼくを愛して」と言ったって、
 よそのだれかのお嫁さんなんだよ、数分後には。
 来てくれたこを、好きになろうぜ。
 いっしょに、活躍を誓おうぜ。

・「雨が降ったら傘をさせばいい」と言った松下幸之助翁。
 どうして降るんだとか予想が外れたとかじゃなくて、傘。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ツイッターみたいなことを、ここでやってみたのでした。


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